
PRESIDENT (プレジデント) 2014年 11/3号/プレジデント社

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↑ 「世界一の発想法80 茂木健一郎
『悪口にはチャンスが潜んでいる』」より
人間の脳の、扁桃体などの感情の回路の性質に基づく、とても面白い現象がある。
すなわち、「嫌い」は「好き」に近いということ。
むしろ「無関心」のほうが、「好き」から一番遠い。……
ある人が「嫌い」だということは、つまり、それだけ関心があるということである。……
もし、あなたが、会社や、身の回りに、嫌いで仕方がない、どうしても悪口を言いたくなる人がいるとしたら、逆に、なぜそれほど関心を持つのか。自問したほうがよい。……
その人の、どこが一体気になっているのだろうか?
その人が持っていて、自分が持っていないものはないか?
実は、その人の何かが、うらやましくて仕方がないのではないか?
嫉妬の感情は、混じっていないか?
それを自分で認めたくない、悪口で隠しているのではないか?
嫌いで仕方がない、悪口を言いたくて仕方がない、というのは、かなりのエネルギーを使うことである。
どうせエネルギーを消費するならば、少しでも建設的な方向に振り向けたほうがいい。……
誰かが嫌いでたまらないという「感情のタグ付け」を、自分自身を見つめる「メタ認知」のきっかけとして、自分が成長する原動力にすれば、それが一番よいのである。……
「愛の反対は、無関心です」
マザー・テレサのこの言葉を知った時、けだし名言だと思いました。
自分の存在を無視されるのは、辛いものです。
「嫌よ嫌よも好きのうち」は、何も恋愛関係に限ったことではありませんよね。
よくも悪くも、気になる存在だということ。
嫌いだと思う人。
自分が持っている嫌な面をその人の中に見るからでしょうか。
茂木先生がおっしゃるように、自問自答するといいのですね。
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