
月刊マンション生活情報誌Wendy
「『弱い自分』が原点。一日、一日、全力を尽くす
マラソン解説者 高橋尚子」より
…… 高校のときの先生に、「お前は素質がないな」と言われたことがあります。「でも、がんばる素質はある」と。……
その後、マラソンの世界で結果を残すようになっても、「自分は強い」と思ったことはないですね。
「練習ができなくなったらすぐに弱い自分に戻ってしまう。
だから、人以上の練習をやり続けないといけないんだ」という思いは、現役を引退するまでずっと持ち続けていました。……
金メダルを獲得できたシドニーオリンピックでは気負いはありませんでした。
むしろその3年前の世界陸上で5000メートルに出場したときの方が気負っていました。……
そのときの私は力もないのに「もしかすると奇跡が起きて、メダル取れるかも」と自分に期待してしまったんです。
でも、人間は実力以上のものを期待すると、体がこわばって動かなくなるもの。
案の定、決勝レースでは13位でした。
シドニーのときはその逆で、自分のいつもの走りをすればいい……
なるほど、素質以上に頑張りがものをいうのですね。
一生懸命やることに充実感を覚えるかどうか。
人より多く練習することを厭わないかどうか。
そこに差が生じます。
きょうのちょっとの差が積み重なれば、大きな差につながるわけです。
やるべきことをやる。
そして、その自分を信じて、自然体に。
そうありたいですね。
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