
日光東照宮の陽明門には、12本の柱があり、グリ紋様と言われる渦巻状のデザインが施されています。
その中で、1本だけ、渦巻状の模様の向きが逆になっている柱があります。
これは、うっかり間違えてしまったわけではなく、わざと逆さにしているそうです。
「満つれば欠ける」という諺があります。
不完全な柱を加えて、故意に未完のままにしているのです。
確かに、完成すると、そこで終わってしまいます。
「これでいい」と満足したら、そこから先は現状維持。
しばらくして、ピークを過ぎたら、もう下り坂。
完成させないことで、未来を切り開いています。
逆柱を見て、ふと思ったことがあります。
一人一人は、完璧でなくていい。
というより、完璧でないから、いい。
だからこそ、皆で力を合わせる。
違う趣があり、皆が皆、一緒でないから、いい。
だからこそ、バランスがとれて、長続きする。
逆柱は、ある意味“知恵”だと思います。
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