
9/13 日経新聞夕刊
「励ましの言葉 山崎雅保さんに聞く」より
心理カウンセラーの山崎雅保さんは、親子や夫婦、仕事の問題などに悩む人たちのカウンセリングに長年従事してきた。
「頑張って」と気安く相手に口にする風潮に異を唱える。
「映画を見ていてもよく思います。
『Take it easy(気楽にいこう)』や『Good luck(幸運を)』『Have fun(楽しんで)』。
英語のセリフは違うのに、日本語の字幕はどれも『頑張って』です。
励ましの言葉の語彙が乏しく、場面や状況に応じて心を尽くし励ますという優しさに欠けていると感じます」……
「頑張れという言葉は限界を超えろという意味とイコールです。……
自らに頑張りを強いる人は、相手に『頑張れ』と言ってしまいがちです」
日本は「うつ病大国」で、頑張り続け、倒れてしまう人がたくさんいると指摘する。……
「陸上競技も全力疾走できるのは数十秒です。
人生は競争じゃないし、脇目もふらずに生きるのはそもそも面白くないでしょう。
周囲の景色を眺めたり、だれかと談笑したりしながら自分のペースで散歩すれば、長い距離だって歩けます」
「頑張りは持続的ですが、踏ん張りは一瞬です。
人生においては、ここ一番に踏ん張れるかが肝心だと思います。……」
「頑張って」以外にどんな言葉で励ませばいいのか。
「よく僕が口にするのは『楽しんでね』とか『ゆっくりやろう』『今も十分やれてるよ』といったフレーズです。
とはいえ、これなら万能という言葉はありません。
大事なのは臨機応変に心を尽くし、励ます優しさだと思います」
「頑張って」は鬱病の方に言ってはいけない言葉として有名ですし、今は昔ほど「頑張って」と鼓舞しない傾向にあると思います。
相手の身を思う励まし。
工夫していきたいですね。
ちなみに、りかちゃんワールドは、いつものほほん。
今もって「胃が痛い」という現象が、自分の身ではわからない私。
頑張りすぎる人、真面目すぎる人に、私の能天気を分けて差し上げたいです。
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