
8/29 読売新聞「盲導犬刺されけが
ほえずに我慢か」より
さいたま市の全盲の男性(61)の連れていた盲導犬が7月下旬、電車内か駅周辺で何者かに刺されてけがをしていたことが28日、埼玉県警などへの取材で分かった。
盲導犬は、パートナーに危険を伝える際などを除き、ほえないように訓練されており、事件当時もほえるのを我慢したとみられる。
男性は武南署に被害届を出し、同署が器物損壊容疑で捜査している。
……男性は……職場に向かうため、盲導犬のラブラドルレトリバーの「オスカー」(雄8歳)と一緒に自宅を出て……、職場に着いた時に、同僚がオスカーの腰付近から血が出ていることに気付いたという。
オスカーの腰の辺りには、約5ミリ間隔で深さ1~2センチの傷が3.4か所あった。
先端が鋭くとがったもので刺されたような傷だが、着ていた犬用の服に穴はなく、服をめくり上げられて刺されたとみられる。……
この男性は取材に対し「刺されたことに気づけなくて申し訳ない気持ちでいる。オスカーは何事もなかったかのように自分のそばにいてくれて、それがかえってかわいそうだ」と振り返り、「(刺した人に対しては)自分の家族に同じことが出来るのかと言いたい。絶対に許せないと思い、被害届を出した」と語った。……
オスカーを訓練した「アイメイト協会」(東京都練馬区)の塩屋隆男代理理事(59)は、「卑劣で絶対に許せない。目の不自由な人の社会参加を妨げるような行為が広がってはならない」とし、協会の支援者も心と痛めているという。……
何と健気な…。
そう、盲導犬は、吠えないように躾られているのです。
その昔、PTA会長か校庭開放運営委員長時代に、アイメイト協会に子供たちのアイマスク体験をお願いしたことがあります。
その時、「ちょっとワンちゃの足を踏んでみた」というお手伝いのお母さまがいらして、ビックリしたことを思い出しました。
本当に吠えないのか。
そんなことをわざわざ試さないでほしい。
今回のことも、もしかすると悪意というより、ちょっとした出来心かもしれません。
でも、やっていいことと、やってはいけないことがあります。
そこは、わきまえないといけません。
このような不幸が二度と起こりませんように。
目の不自由な人や盲導犬が、もっと受け容れられる社会になりますように。
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