
週刊朝日 2014年 8/22号 [雑誌]/朝日新聞出版

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↑ 池谷裕二 「パテカトルの万能薬」より
なぜ今の仕事をしているのかそう質問された時にどう回答するかで、将来成功するか否かを予測できるようです。
イェール大学のウルゼスニフスキー博士らが6月の「米国科学アカデミー紀要」で発表した論文です。……
モチベーションは人によって様々ですが、心理学的には二つのタイプに大別されます。
内発的動機と外発的動機です。
ウルゼスニフスキー博士らは、あえて「内部動機」と「手段的動機」と分類しています。……
内部動機はいわば純粋なヤル気です。……
要するに、好きだからやっているわけです。
一方、手段的動機は具体的な目標に向かうものです。……
博士らは米国陸軍仕官学校の士官候補生1万人以上を14年にわたって調査しました。……
まず、内部動機の強い人のほうが、弱い人がよりも将校になる率が1.5倍ほど高いことがわかりました。
ところがおもしろいことに、たとえ内部動機が強い人であっても、手段的動機を多く持っていると、将校になる確率が20%も下がってしまいました。
ヤル気を維持するためには、目標や夢は多いほどよいと思いがちですが、実際は逆で、「単に好きだからやっているだけ」という人が最終的によい成果をあげているのです。……
「好きこそものの上手なれ」と言いますものね。
好きであれば、苦労も苦労と思わないのでしょう。
理屈抜きに好きになれるものがある人は、強いですね。
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