「言わなくてもわかる」は管理職の怠慢! | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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日刊SPA!7.16
「『言わなくてもわかる』は管理職の怠慢!
      わかりあうまで徹底的に話す」より
<谷繁元信選手兼任監督の管理職的独り言>

コミュニケーション不足はチームにとって何ひとついいことはない。……

プロという高いレベルで野球をしていると、誰にもわかる明らかなミスと、数字にも表れない見えないミスがある。

そのミスは見えないミスではあったのだが、どう考えても腑に落ちないミスだった。

正直、なんでこんな簡単なことができないのかなぁ……とさえ思った。……

あるとき、オレはハッと気づいたんだ。

プロ野球選手として20年以上やってきたオレは、もしかするとプロのレベルというものを過信していたのかもしれない……と。

それは言わばプロとしてのオレの驕りとも言えるんだが……。

オレは「プロ野球の一軍選手なんだから、これくらいはできるだろう、わかっているだろう」と思っていたんだが、実はこの考えは指導者として怠慢じゃないのかと。

この日を境に、オレは選手とのコミュニケーションを変えてみた。

そのためにしたのは、まずオレの意識改革。

「お前、プロだからそのくらいわかるだろ?」という考えをスッパリ捨てたんだ。

そして、細かなことまですべて伝えて、やる前の準備からそのプレーをする意図まで、一からきちんと話をして指揮を執るようになったんだ。

するとどうだろう。

チームは少しずつ歯車が噛み合ってきて、結果にも表れてきた。……

選手たちは、もともと才能はあるからプロ野球選手になれたわけだよ。

でも、その才能を腐らせてしまうのは、もちろん本人の怠慢もあるかもしれない。

だけど、じゃあ怠慢なままの選手を放っておいたのは誰?ってこと。

それは指導する監督やコーチじゃないのかと。

だから、オレは「言わなくてもわかる」から「言って聞かせる」や「話してわからせる」ことに、重きを置いたんだ。

もちろん、最終的には言われなくてもやれるようになってほしい。

そんな気持ちが根底にはあるんだけどね。……

<今週の谷繁論>
当たり前のことができないのは、指導者がしっかり伝えていないからかもしれない
 


自分が難なくこなせてしまうと、人もできる、わかっている、と思いがち。

でも、そうではない現実があります。

そこをしかと把握しないと。

相手の非を正す前に、自分の伝え方を反省した方がよさそうですね。


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