
6/11 日経新聞「人手不足は商機」より
日本企業の収益圧迫につながりかねない人手不足に商機を見いだす動きが出てきた。
海運各社は運転手不足のトラック輸送の代わりに内航海運の需要が増えるとみて、輸送能力を拡充している。
建材業界は、工期が短くなる材料の売り上げが増えると判断。
人手不足が生み出す需要を取り込むことができれば、業績拡大につながりそうだ。
トラック運転手の人手不足は深刻だ。
長距離輸送をトラックから船舶輸送に切り替える動きが出ており、海運各社は船舶の増強などで対応し始めている。……
建設業界も人手不足に悩む。
厚生労働省によると、建物の骨組みをつくる現場作業員の4月の有効求人倍率は6.7倍と全体を大きく上回る。
「労務費は上がり続けている」という。
このため工期短縮につながる建材に需要が高まっており、建材各社は新製品開発や増産に乗り出している。
YKKAPは熟練工でなくてもサッシを取り付けられる工法を開発。施工時間は2割ほど短くできるという。
道路の壁などに使う土木製品を製造する日本コンクリート工業は、工場であらかじめコンクリートを型枠で固め、完成品を現場に持ち込む。「工程を少なくとも2~3週間短縮できる」ため、型枠工職人の不足に対応できる。
建物の柱脚などを作る岡部は、ボルトによって接合してコンクリートの注入工程を簡略化する製品が好調だ。
6/12 日経新聞
「ヤマトなど8社共同で輸送 運転手不測で対策」より
ヤマト運輸、西濃運輸など物流大手が、企業向けの幹線輸送でトラックを共同運行する。
トラックの空きスペースや集配拠点を相互活用する。……
景気回復による人手不足でドライバーの確保が難しくなっており、企業の枠をこえた異例の連携で定時輸送などサービス品質の維持とコスト低減を狙う。……
国内の貨物輸送量の9割をトラックが担っているが、トラック運送の業界団体の調査では4~6月の見通しで6割の企業が「人手不足」と回答している。
ドライバーの高齢化も進んでいる。
都市間を長距離トラックで結ぶ幹線輸送のうち、荷物を届けた後の帰り便に空きスペースができやすい地方路線で共同運行に取り組む。……
なるほど、人手不足が新たなビジネスを生み出しているのですね。
また、ライバルであったはずの同業他社と共闘するなど、今までになかったあり方。
ビジネスチャンスはどこにでも転がっている♪
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