
5/11付日経新聞「春秋」より
職種は「現場総監督」です。
原則1日24時間の勤務。
年間365日、休暇はありません。
食事をとる時間はありますが、他の同僚が食べ終わってからです。
徹夜で働く場合もあります。
サラリー?
無給です。
世界で一番大事な仕事ですよ。
やってみる気はありますか。……
ネットで話題になった、ある企業の広告の動画である。
面接官は自信たっぷりで語り続ける。
世界で何億人もの人がこの仕事に就いているという。
「母」という職業である。……
奉仕は無償で無限。
けれども総監督を引退する年齢は意外に早く来る。
子は10代後半には母から自立し、母は子離れをして再び自分自身と向き合わねばならない。
どちらも甘えと期待を絶つ、ほんの少しの勇気と葛藤が要る。……
「母」という職業。
無給で、世界で一番大事な仕事だというのは、同感です。
でも、1日24時間勤務で、休暇がなく、食事を一緒にとれないのは、乳児期の僅かな期間だけ。
長い人生の中のほんの一コマに過ぎません。
必要以上にストイックにならない方がいい。
のんびり構えても、大丈夫。
こんな時代だからこそ、もっと「母」への憧れをもってほしいと思います。
ちなみに、幼稚園のお誕生日会で「大きなったら、何になりたい?」と聞かれて、「お母さん」と答えた私。
その当時、世界で一番大事な仕事だと感じていたかどうかは、覚えていません。
でも、小学校高学年の頃には、すでにそう思っていました。
次世代を担う子供の育成は、世界で一番大事だと。
ただ、「お母さん」を職業とするのはおかしいという意識が働き、卒業文集には“ウソ”を書きました。
大きくなったらなりたいものは、「お花屋さん」と。
りかちゃんのイメージに合うものとして想定してみたのですが、全くその気はありませんでした。
私にとっては、「お母さん」としての育児が最大の関心事。
高校時代は、いかに子育てをするかを考えていました。
そして、いかに子離れするかも。
ほぼ高校時代の青写真通りに子育てをして、育児期は充実感がありました。
だから、子育て中は、「たとえ今死んでも、私は後悔はしない」と思っていました。
その時の自分にできることを、精一杯楽しんでいたから。
現在は、今死んだら、後悔大あり。
やり残し、未練が一杯です…。
縁起のいい富士山のバナーをポチッと押して下さいね!
応援してくれたあなたにもいいことがありますように♪
↓



社会保険労務士福島里加事務所 http://runrunsr.jp/
〒150-0002 渋谷区宇田川町6-20 パラシオン渋谷303
