
5/1 読売新聞編集手帳より
三井物産の元会長、八尋俊邦さんに昔の失敗談をうかがったことがある。
神戸支店の課長時代にゴム相場を読み違えて大損を出した。
内定していた本社課長への栄転は露と消え、ヒラ社員に降格されている。
八尋君、参ったか。
失意のとき、ある役員が声をかけてくれた。
「底値鍛錬百日だよ」。
相場と同じように、泥沼のような“底値”の時期が人生にもある。
辛抱だ、と。
痛恨の出来事を、祝杯の記憶よりも愉快な記憶に変える。
歳月の魔法である。……
八尋さんに、自家製の座右の銘があった。
<ネアカのびのび へこたれず>。
しくじったら、ひたすら誠実に“底値”の季節を生き、あとは魔法を信じて歳月に身をゆだねよう。……
失敗がない人。
それは、とりもなおさず、何もしない人。
かのエジソンだって、成功するまでに何回失敗したことか。
失敗は、成功へのプロセスのひとつ。
勲章にできる。
笑い話に変えられる。
八尋会長のように。
さて、私も自家製の座右の銘を作ってみました。
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