
4/30 日経新聞「バス手配ミス隠そうと…
『遠足中止して』生徒を装い手紙」より
旅行会社「JTB中部」多治見支店の男性社員(30)が、岐阜県立東濃高校の遠足で使う予定だった大型バスの手配ミスを隠すため、生徒を装い自殺を示唆して遠足の中止を求める手紙を書き、学校に届けていた……。
東濃高によると、遠足前日の24日午後4時ごろ、この社員から、学校玄関付近に落ちていたとする手紙が届けられた。
「遠足に行くのが死ぬほどつらい。消えたい。中止してほしい」などと記されていたという。
学校側はすぐに全校生徒約320人に参加の意思を確認した結果、問題はないと判断し遠足の決行を決めた。
しかし遠足当日の25日になって大型バス11台が手配されていなかったことが判明し、延期した。
JTB中部が経緯を調べた結果、担当者だったこの社員は「バスを手配していると思い込んでいた」とミスを認め、「ばれないように遠足を中止させようと考え、生徒を装って手紙を書いて届けた」と話したという。……
「事実は小説より奇なり」と言いますが、呆れた事実ですね。
本来、ミスはあってはならないものですが、そのあってはならないミスが起きた時は、いかにして被害や迷惑を最小限にとどめるかに全力を注がなければなりません。
クライアントを二の次にして、我が身の保身に走るとは、もってのほか。
社員教育。
やはり、大事ですね。
何らかの査定があるなら、ミスそのものよりも、ミス後の対処の仕方の評価を厳しくする方がいいと思います。
組織としては、ミスを誘発しないような工夫、ミスが起きた時のフォロー体制をしっかりしておくことが肝要でしょう。
縁起のいい富士山のバナーをポチッと押して下さいね!
応援してくれたあなたにもいいことがありますように♪
↓



社会保険労務士福島里加事務所 http://runrunsr.jp/
〒150-0002 渋谷区宇田川町6-20 パラシオン渋谷303
