
4/20 読売新聞より
韓国の旅客船沈没事故で、女の子が乗客のリレーで救出されていたことがわかった。
船の沈没前、救命胴衣を高校生たちに渡して犠牲になった女性乗組員もいた。
……両親と兄の家族4人で……乗船していたクォン・ジヨンちゃん。……
キム・ソンムクさんは、……乗客たちを引っ張り上げていた。
その時、だれかが下からジヨンちゃんを持ち上げ、……キムさんも腕を伸ばしてジヨンちゃんを抱き上げ、甲板に脱出させた。
甲板でびしょぬれになって泣き叫んでいたジヨンちゃんを見つけたのは、救助の船に乗り込んだ高校生のパク・ホジン君だ。
甲板に急いで戻り、ジヨンちゃんを抱きかかえるとボートに戻り、2人とも助かった。
ホジン君は、「助けに向かったときは何も考えなかった」と振り返る。
ジヨンちゃんはその後、祖母と叔母に付き添われて入院した。
「お父さんとお母さんが持ち上げてくれた」と話したという。……
3階の食堂にいた女性乗組員のパク・ジヨンさん(20歳代)は、船が傾くなかで10着以上の救命胴衣をかき集めて高校生に渡した。
パクさんは、恐ろしさから泣き出す生徒たちに笑顔を向け、「安心して。私たちはみんな助かるから」と励ました。
生徒たちは「お姉さんは救命胴衣を着けないで大丈夫なの」と尋ねると、「あとで追いかけるから」と言い、浸水が始まると「海に飛び込め」と生徒たちに向かって叫んだ。
パクさんは沈没直後、遺体で発見された。
助かった女子生徒の一人は「私たちに勇気をくれたお姉さんは逃げられなかった」と絶句した。……
韓国の旅客船沈没事故。
暗いニュースがなおやるせなくなるのは、セウォル号の船長が、乗客には脱出命令を出さず、自分はいち早く救助船に乗り込んでいたこと。
でも、こんな心洗われるニュースがありました。
偶然にも、どちらも名前がジヨンです。
6歳のジヨンちゃん。
「リレー救出」がうまくいって、本当によかったです。
お父さん、お母さんが船室からジヨンちゃんを持ち上げなかったら…。
キムさんがジヨンちゃんを引っ張りあげて、看板に乗せなかったら…。
パク君が看板に戻って、ジヨンちゃんを抱きかかえてボートに戻らなかったら…。
皆の善意がなかったら、ジヨンちゃんの命はどうなっていたか…。
20歳代のジヨンさん。
乗客を励まし、脱出させながら、自らは海に沈んでしまいました。
乗組員の鏡。
勇気ある言動に、心打たれます。
68歳の船長は、彼女の姿をどう思っているでしょう。
縁起のいい富士山のバナーをポチッと押して下さいね!
応援してくれたあなたにもいいことがありますように♪
↓



社会保険労務士福島里加事務所 http://runrunsr.jp/
〒150-0002 渋谷区宇田川町6-20 パラシオン渋谷303
