3/22 日経新聞夕刊
「中傷社会からの脱却 土田英生さんに聞く」より
人と人つなぐ言葉探す ハッピーエンド紡ぐ
<インターネット上の騒動には冷めた目が必要>
…… ネットに中傷を書き込む人のベースには「自信のなさ」がある、と見る。
「中傷する人はイライラする理由を他人に求め、『あれが悪い』『これが悪い』と吐き出そうとする。
自分を抑えられないのでしょう。
そして何か反応を得られると、多数派の衣を身にまとって強くなった気分を味わう。……」
「ネット上の中傷を押さえ込むには、結局のところ幸せな社会をつくることです。
おいしいものを食べたり、好きな相手と楽しい時間を過ごしたりしていて、中傷の書き込みなんてしない。……」
<意固地にさせず、好意的な言葉を使いたい>
「…… 人と人は考えが違っても、百パーセント敵対しているわけではありません。
一個人でも『こうかもしれない。いや、そうかも』と内面に逡巡(しゅんじゅん)があり、その折り合いをつけて生きています。
考えの違う人とも同じようにできるはずです」
「言葉には是非を問うてしまう側面があります。
僕は人に何かを伝えようとする時、相手を意固地にさせない軟らかい言葉、好意的な言葉を使いたい。
『賛成』『反対』から話を始めると、人は自分の立場を補強したり、相手を攻撃したりする言葉を探してしまう。
すると、言葉は相手の心に入っていかず、折り合えない。
攻撃的な言葉から、いい言葉は生まれません」
…… 「僕は人が分断されるのが、とにかく嫌。
選別が始まった段階で、人には憎しみが生まれる。
そうではなくて『みんな一緒。攻撃的にならず、まあまあ落ち着こうよ』という雰囲気をつくりたい。……」
<ヘイトスピーチからは何も生まれない>
……「世界のみんなが仲良く幸せに暮らす時代が来るという道筋を、なかなか実現できないにしても、頑張って探していく必要があります。……」
とても共感を覚えます。
自分に自信がなかったり、コンプレックスが強い人ほど、安易に人を批判しますよね。
そうか。幸せな社会をつくればいいのか。
思えば、10代の頃、「あなたの夢は?」と聞かれると、本気で「世界平和」と答えていました。
それが、段々とどうせ無理だという諦めの境地になり、結婚して子供ができてからは、すっかり小市民的な幸せに満足するようになっていました。
でも、やっぱり世界の幸せを追い求めよう。
私も、相手を意固地にさせない軟らかい言葉、好意的な言葉を使い、幸せを紡いでいきたいと思います。
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