面接、自分らしく 大手採用担当に聞く「ポイントは?」より
「なぜ」3回繰り返す
答え導く思考力探る
「学生がその場で答えを考えるように、質問では『なぜ』を3回繰り返す」。
……面接で「頭の良さ」「コミュニケーション力」「やる気」の3つを重視している。
「3回のなぜ」で、想定外の質問にもきちんと答えを組み立てられるかを通じて頭の良さを問う。……
コミュニケーション力は「ノリが良くて会話が弾むということではない」と指摘する。
課題を解決するためにどう取り組んだのかとの経験を話せることが大事なようだ。
経験談、自分の言葉で
マニュアルにとらわれず
……サークル活動の話になったとき「そもそもなぜそのサークルを選んだのか」との質問を投げかける。
どんな判断をして決めたのかを説明してもらうことで、どのような要素に共感し、興味を持つ人物であるかを見るためだ。
サークル活動の経験を語ってもらう場合は「その経験から何を身に付け、どう感じたのか」を重点的に聞く。
同じような経験でも人によって受け止め方が異なるため、人柄や価値観を見る指標になるという。
……「自分の経験を自分の言葉で語っているかどうかが大切」と話す。
「自己紹介してください」との投げかけに対して「私の強みは○×です」などとPRから始めるのもよくない。
こうしたことは、就活本などを参考に自己PRのやり方を身に付けているとよく起こる。
「自己紹介なので大学名や氏名を名乗り、自分がどういう人間であるかを順序立てて説明するのが基本ではないか」と指摘する。
限界までどう努力?
欲しいのは行動力
…… 面接では「価値観を共有できるかどうか」を探る。
「限界までどう努力し、どう問題を捉えて、どう解決しようとしたかを重点的に問う。……」
「面接は企業と学生の相性を見る場。自然体で臨んで本心を語ってほしい」と要望する。
採用担当者が掲げる面接のポイント
<対等の立場で>
・会社との相性を見る場
・会社を選ぶ意識も
<学生時代の活動が最大の参考に>
・問題をどう解決したかの過程が大切
・何に共感し、関心があるのか
<マニュアル通りは駄目>
・情報の丸暗記では問答がちぐはぐに
・自己PRはやり過ぎず
マニュアルや事前に準備したことにとらわれず、自然体がいいようですね。
緊張してしまったら、率直にそう言った方がいいそうです。
無理につくらない方が好印象ということ。
ちなみに、私は面接のお手伝いをしたことがあります。
中小企業の中途採用ですけど。
面白いことに、席に着くまでの第一印象がよかった人ほど、質問に対する答えが的確でした。
結局、社長と私の第一印象が一番よかった人=採用者となりました。
最も重視したのは、社長とうまくいくか、社員とうまくいくか、という相性でしたね。
相性。
これは、すごく大事だと思います。
雇用する側にとっても、雇用される側にとっても。
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