厚生労働次官村木厚子さん 先輩の励まし 心の支え」より
…… 高知県で生まれ、社会保険労務士だった父の背中を見て育った。……
幸い、旧労働省には女性の先輩がいて、時に触れて食事に誘われ、助言を受けた。
「真夏でもスーツを着なさい」「男性の部下に必ず先にお茶が出るけど、怒っちゃだめよ」。……
29歳で長女を出産したが、妊娠が分かった時は不安でいっぱいだった。……
支えてくれたのが、先輩たちだ。
自分の経験を語ったり、少人数の子どもを自宅で預かる「保育ママ」の利用を勧めてくれたりした。
その時、最後の決めゼリフのように皆から言われたのが、「何とかなるから」という言葉だった。……
次女も生まれ、順調だった公務員人生は、局長時代の2009年6月、郵便不正事件で大阪地検特捜部に逮捕され、暗転した。……
別に宗教を信じているわけではなかったが、心の中で何度も「頑張りますから、力を貸してください」と唱えた。
「何とかなる」。そう思い続けた。……
そして、逮捕から1年3ヶ月後の10年9月、冤罪と分かり、無罪判決を勝ち取った。……
次官になった今、かつて自分を励ましてくれた先輩たちの言葉を、「いろんな時に頭に浮かんだ。この言葉に助けられた」と振り返る。
「後輩たちにとって、『村木さんでもできた』という、手の届くモデルになれたらいい」。
女性が働き続けることが珍しく、育児休業制度もなかった時代。
そんな時代をくぐり抜け、そして、「犯罪者」のレッテルを貼られた苦しい日々を経て、今がある村木さん。
「何とかなるから」という言葉に支えられたとのこと。
そうなんです。
何とかなるものなのです。本当に。
大変な状況の中にいらっしゃる方、心が折れてしまいそうな方。
繰り返しつぶやいてください。
「何とかなるから」
きっと、何とかなります。
1日1クリックの応援をよろしくお願いいたします♪
合格の桜咲くように 縁起のいい富士山




社会保険労務士福島里加事務所 http://runrunsr.jp/
〒150-0002 渋谷区宇田川町6-20 パラシオン渋谷303
