質問の仕方 〜原発再稼働反対で、徐々に減らすという矛盾 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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よりよくありますように!

私がここで言いたいのは、質問の仕方ひとつで、答えが違ってくる、という一例です。

原発の再稼働に賛成か反対かと問うと、反対の方が多い。

現在、17原発48基中稼働ゼロ、他に廃炉中9基。

再稼働しなければ、そのまま「即時ゼロ」を達成します。


2014/2/2付日経新聞 「都知事選終盤情勢調査」より 

東京都知事選に関する日本経済新聞社の世論調査では、原子力発電所を巡っても聞いた。

再稼働は賛成が29%、反対が53%で、選挙戦序盤の調査と比べて賛成は1ポイント上昇、反対は7ポイント下がった。……

今後の原発は「徐々に減らし、最終的にゼロに」が50%と最多。序盤調査(60%)より減った。

「徐々に減らし、ある程度は残す」は26%(序盤調査は24%)、「直ちにゼロに」は11%(同10%)、「新設も含め主要な電源として維持」は6%(同3%)だった。



再稼働に賛成する人は29%しかいないのに、再稼働前提の「徐々に減らし、最終的にゼロに」が50%というのは、おかしくありませんか?

原発は1基も稼働させず、普通に生活している今があります。

ただ、その現状認識がなかったら、原発ゼロにしたら、エネルギー不足で大変なことになってしまう、と心配する人がいるでしょう。

今後の原発について問う時に、「原発ゼロの現状維持」「いったん再稼働させ、それから徐々に減らし、最終的にゼロに」という設問にしたとしたら…。

有権者の答えは、違っていたのではないでしょうか。

どういう人たちに、どういう質問をするか。

ここでは原発のことを取り上げましたが、何事も質問の仕方、言い回しは、回答に影響を与えます。

誤解を招かないように、最大限の配慮がなさなければいけないと思います。



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