『ビジネス戦記 日本の「おもてなし」に学ぶ』より
日本の「おもてなし」という文化は多面的で、見返りを求めずに心遣いやサービスを提供することに価値を置くようだ。
私は東京で暮らし始めて3年たつが、この精神が日本人の行動規範として根付いていいることをいつも感じる。
例えば地方に住む日本の友人たちを訪ねると、私の趣味や好みを考えて観光や食事に連れて言ってくれる。……
「おもてなし」の実践はビジネスでも効果を発揮し、世界の舞台で日本企業の評価を高めることにもつながっている。
実際、資生堂や楽天、トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」などは企業理念や事業方針に「おもてなし」の精神を生かしている。……
日本企業の「おもてなし」は単にモノやサービスを売るだけではなく、無私無欲の心遣いに重点を置き、顧客の満足度を高めようとしていることが独特だと思う。
ビジネスに携わる私たちにとって、こうした発想を世界各国の事業にどう取り入れるかを考えることは有益だろう。
顧客にふさわしい「おもてなし」を提供しようと努める姿勢が自社の価値、個性、目標を高めることにつながりやすいからだ。(アマール・ザッヒッド)
灯台下暗しで、意外と気づいていない日本のよさ。
そうそう、かつて宣教師のフランシスコ・ザビエルは、日本人について、ローマにこう書き送りました。
「まず第1にいうべきことは、今までの交際によって知り得た限りにおいて、この国民は、私が出逢った民族の中で、最もすぐれている。‥‥
日本人は一般的に良い素質を持ち、悪意がなく、交際して非常に感じが良い。‥‥」
今は残念な現実もあるけど、私たちの中には、ザビエルが絶賛した血が流れています。
誇りに思います。
五輪のプレゼンで一躍有名になった「おもてなし」ですが、チップという習慣がないからこそ、それが純粋に引き立ちます。
「おもてなし」。
日常生活に、ビジネスに活用していきましょう。
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