そんな女性を肯定的にとらえた言葉「ゆるキャリ」の発案者であるエッセイストの葉石かおりさん。
「私自身が雑誌記者時代、『バリキャリ(仕事を最優先しバリバリ働く人)』だったことへの反省から生まれた言葉です。……
一度きりの人生、本当にやりたいことをしよう、自分を大切にしようという思いを強くしました」
「心に余裕があり、コミュニケーションが取りやすいので仕事をまかせやすいと思います。
逆に、仕事に忙殺されている人は、一見よく働いているように見えますが、実は個々の仕事の質は落ちていることが多いのです。
ゆるキャリは視野が広く、業界の古い論理に縛られない傾向もあります。
例えば、私が取材している酒造業界は閉鎖的なところがありますが、ゆるキャリとして働く若い人たちはライバルメーカーなどとも交流し、業界全体の活性化に取り組んでいます」
「企業にとって競争を勝ち抜くことが基本であることに変わりはありません。
しかし、社会的視点を持つことも、イメージ戦略やコンプライアンス(法令順守)の観点から重要になってきています。
ボランティアなど様々な社外の活動を通じて広い視野を持った社員を抱えることは、企業がバランスの取れた経営をする上でも重要です」
「ゆるキャリは、ただのやる気のない社員ではありません。
仕事でのアウトプットとプライベートを通じたインプットのバランスがとれている人ということです。
たとえば、人脈をつくる場合、異業種交流会で一生懸命名刺を配り歩くのはバリキャリ的発想。
ゆるキャリは、本当に大事な少数の人たちとの私的な交流を大事にします。
ここ一番で生きるのは、そういう人脈だからです」
「私生活を充実させて自分のペースを守るには、それなりの自信と実力も兼ね備えている必要があります。
上司とのコミュニケーションを密にし、自分が目指すキャリアの方向性を理解してもらうことも大事です。
ゆるキャリの商品は自分自身なのです」
6月27日日経web刊 「心に余裕の『ゆるキャリ』 広い視野が開く可能性 ~エッセイスト・葉石かおり氏 」より
私は、バリキャリ経験がないゆるキャリ。
ゆるキャリでもない。
ゆるゆるキャラ。(ゆる→ゆるゆる キャリ→キャラ)
異業種交流会は、今まで一度も出たことがありません。
「お仕事ください」のイメージが強くて、敬遠。
士業関係の交流会で名刺配りまくりの経験はありますが、すぐに卒業しました。
子どもの頃から一貫して、のんびり、ゆったり、まったり。
これでよく、かつてフルコミッションの仕事ができたなあと思いますが。(笑)
「私生活を充実させて自分のペースを守るには、それなりの自信と実力も兼ね備えている必要があります」という言葉は耳に痛いですが、心に覚えておきます。
ゆるキャリという新しい価値観を含め、多様な価値観が共存する社会であってほしいと思います。
るんるん♪語録/6月27日
まず、人として。
自分が納得できる生き方をベースにする。
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