企業と宗教という対極にありそうなふたつの存在。
ところが、宗教教団分析の手法で企業を分析すると、その企業の経営戦略が見えてくるという。
宗教学者の島田裕巳氏は、両者を組織として見たとき、いかに似ているか、理念がいかに人をまとめあげるかについて、著書を記している。↓
7大企業を動かす宗教哲学 名経営者、戦略の源 (角川oneテーマ21)/角川書店(角川グループパブリッシング)

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ピーター・ドラッカーは曰く、前近代にマネジメントが実行されている組織は軍隊とカトリック教会しかなかったと。
宗教教団は教えを説く一方で、収益事業も行っているので、企業と構造が似ている。
また、会社の経営という不確かなものを維持していくために、神仏に祈る人もたくさんいる。
島田氏はこう語る。
「宗教をベースにするかどうかはともかく、『社会のため』という理念は必要でしょうね。
必ずお客さんはいるわけだから、彼らを説得する論理は必要です。
この本を書いていて思ったのは、日本企業は国や社会のために、という発想が本当に強いですね。
戦前は産業報国といって企業の発展が国に報いることとされたし、戦後も経済成長に直結すると思われた。
ここまで国や社会のためにという発想は、アメリカにも中国にもない。
それが日本企業の強さなんだと思います」
以上、アメーバニュースからの情報ですが、なるほどなと思いました。
単に儲かるという自社のことだけではなく、広く社会に目を向けてこそ、発展を遂げてきたわけです。
これからも大切にしていただきたい意識ですね。
るんるん♪語録/2月12日
あなたのためには、組織のために。組織のためには、社会のために。
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