「下位5%以内をD評価とし、1回目はイエローカード、2回目でレッドカード。
部署異動か退職勧奨を選択してもらいます」
ネット広告専業で国内最大手、サイバーエージェント(以下CA)の藤田晋社長が社員総会で新しい人事評価制度の導入を発表すると、20代5割強、30代5割弱の社員約2400人の背筋が固まった。昨秋のことだ。
成果より価値観のズレ 本人の言い分ありき
新しい制度の名称は「ミスマッチ制度」。
本人の価値観や適性と、所属する部署の上司や業務内容とのズレを探ることで、会社と社員の方向性を束ねるのが本来の狙いだ。
新制度の根底には、「誰にでも優しい会社はいずれみんなを路頭に迷わせてしまう」という従来からの〝思想〟がある。……
退職金制度と同時にミスマッチ制度の導入を発表したのは、「『実力主義の終身雇用』を仕組みとして入れるため。
大企業の『安心』とベンチャー企業の『挑戦』のいいとこ取り、すなわち両立が狙い」……
査定は半年に1回。
まずはD評価の候補者を各部署の長が選び出す。
評価のウエートは、会社の部署の評価と本人の考え方がズレていないかが7割、成果が3割だ。
次に候補者と人事本部が個別面談する。
「まずは本人の言い分ありき。
『周りからこんな声が上がってきているけれど、どう思う?』と聞くことから始める」…
発覚したミスマッチが重症だと判断したならば、D評価をつける。
そして半年経ってもなおミスマッチが解消していなければ、マッチしそうな業務内容や上司のいる部署への異動を促す。
そんな部署はどこにもない、すなわち会社そのものと合わなくなってきていれば、退職を勧奨する。
個別面談の際に、同僚、部下、上司、人事本部による360度評価が役立っている。
CAの全社員は、入力画面を開き、価値観(CAのカルチャーにあっているかを教えてください)、モチベーション(自分の役割やミッションを持って仕事に取り組めているのか教えてください)、成果(組織目標に対して成果を出せているかを教えてください)の3項目について、「晴れ」「くもり」「雨」のどれかを選ぶ。それだけでいい。
たった3項目しかないうえに「迷ったらくもり」という運用ルールなので、回答に時間がかからない。……
詳しくは、こちら↓
週刊 東洋経済 2012年 11/17号 [雑誌]/東洋経済新報社

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なるほど。
会社にとっても本人にとってもメリットがあるといえば、ありますね。
ただ、実際はどうなのでしょうか?
るんるん♪語録/11月25日
成功の秘訣
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どうもありがとうございます。感謝のうちに
