ー「神の手（ゴッドハンド）を持つ医師」と呼ばれていますが
天野：僕の場合、神の手というより「物差しの手」。
手術は行き当たりばったりではなく、計った通りにやる。
計算し尽くされた中で執刀している。……
ー以前、年配の高名な外科医から、「器用さとはよく考えて物事を進めることだ」と教えられたことがあります。
天野：よく考える。それも器用さに入る。
何かやっているときにそこだけ見るのではなく、裏側やその先を見る。
目というのは目の前の物をみるだけではなく、いろいろな情報を取り入れられ、それを基にいろいろと考えられる。
なるほど～。
先の先を考えること。
どんな時にも落ち着いて考えること。
大事なのですね。
上記の引用箇所にはありませんが、「五感から入った情報に対し、すぐに反応して自然に手が動く。だから通常の手術は疲れない」とのくだりには、少々ビックリしました。
外科医だった亡き父は、さぞかし疲れていただろうと思っていたのですが、案外そうでもなかったのでしょうかね。
るんるん♪語録／6月27日
ピンチの時には、深呼吸。
呼吸を整えて、心を落ち着かせれば、
道が開ける。
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