津波から児童生徒3000人全員を救った釜石の3つの秘訣
津波から、自分の命を守り抜いた子供たちがいる。
岩手県釜石市立の14の小中学校全校は、校内にいた児童生徒約3千人全員が無事。
掛け替えのない命を救った独特の防災教育に注目したい。
釜石市で防災教育に携わってきた群馬大学の片田敏孝教授(災害社会工学)は子どもたちに呼び掛け続けてきた。
要点は三つ。一つは「想定を信じるな」。
市教委とともに各地の津波浸水状況、避難経路を想定したハザードマップを作った。
子供に登下校時の避難計画も立てさせ、基礎知識を刷り込んだ。
しかしあえて「その想定を信じるな」と教えた。
想定に頼れば、想定外の事態に対応できなくなるからだ。
二つ目は「その状況下で最善の避難行動を取ること」。
事前にどんな想定をしても、実際の津波は単純ではない。
三つ目は「率先避難者たれ」。
人のことは放って置いてもまず自分の命を全力で守ること。
「必死で逃げる姿」が周囲への最大の警告になるからだ。
古くから津波で苦しめられて来た三陸地方には、「津波てんでんこ」という言い伝えがあるそうです。
「てんでんこ」というのは、「てんでんばらばらに」という意味。
明治の津波の際、親が子を、夫が妻を助けようとして、共倒れになったケースが多かった教訓から生まれた知恵です。
てんでんばらばらに高台に逃げて、共倒れを防ぐ。
自分の命は、自分の責任で守る、という大切さを伝えています。
釜石市内の小中学校の子どもたたちは、教師に指示されなくても、とにかく早く、自分の判断で、できるだけ高いところに逃げるように、指導されていたといいます。
実際、その通りに行動しました。
素晴らしいと思います。
教育の賜物でしょう。
この3つの秘訣。
防災だけでなく、いろいろなことに応用できそうです。
1.想定を信じない。
2.その状況下で最善の行動を取ること。
3.率先して動く。
るんるん♪語録/4月11日
人間の頭の中で考えることは、たかが知れている。
想定外のことが起こって、当たり前。
その時、その場で、臨機応変に。
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合格の桜咲くように 縁起のいい富士山


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