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2007年の私は、選択式の勉強を特に意識していませんでした。
選択肢の中から解答を選ぶのは、択一式よりも簡単だと思っていたからです。
この年は、択一式の合格点を低くし、選択式の救済措置を一切とらないという、社労士試験史上ただ一度限りの合格基準でした。
例年の合格基準であれば、私は合格。
ここで何が言いたいかというと、"運がよければ"、択一式の勉強の中で選択式の対策は間に合う、ということです。
"運がよければ"というのは、択一式は10問出題されるので、各5肢で計50肢あります。
いろいろなところから出題されるので、合格レベルの人が基準点未達になることは、まずありません。
しかるに、選択式は、たった1題5問だけ。
広い範囲の中から出題される一部分の問いの出来不出来で合格が左右されます。
どこが出るかが、運次第なのです。
だから、特に選択式対策をしなくても合格する人がいるのは事実ですが、今の私は、リスクがあると思っています。
社労士試験独特の基準点制度を鑑みれば、択一式よりも選択式対策を重視する方が得策ではないでしょうか。
無知ゆえに、全く怖いもの知らずだった2007年の私。
選択式の怖さは身にしみたけど、2年連続合格点超えの1点差落ちの確率は低いとたかをくくっていた2008年の私。
恥ずかしながら、おバカです。
さすがに、2009年受験にあたっては、思いました。
合格するためには、皆ができる問題を落とさないことが一番だと。
だから、勉強は、殆ど選択式対策オンリーでした。
択一式の問題を解きながら、キーワードをチェックするという選択式対策をする人は、多いと思います。
過去問を見ればわかるように、何年か前に択一式で出題された文章が、選択式で問われることがあるからです。
選択式と択一式の問題は、リンクしています。
ただ、選択式にだけ出題される箇所、択一式だけに出題される箇所があります。
選択式の場合、1題が思うようにできなければ、不合格になります。
でも、択一式は、1題落としても、他の問題でカバーできます。
そういう意味で、選択式にだけ出題される箇所は、要注意です。
各法律の第1章から何章かまでは、択一式の問題にはなりにくいけれども、選択式としては出題される条文が結構あります。
予備校の講座、模試、市販の問題集。
本試験の問題が的中するというわけではありませんが、こういうものを活用した方が、勉強しやすいでしょう。
私が市販の問題集を何冊も手元に置いたのは、同じ条文でも問題によって空欄の箇所が異なるので、より多くのケースを知りたかったからです。
+精神安定剤としてですね。
選択式対策をしていれば、基本的な択一式の問題は解けるようになります。
もちろん、択一式の要領がわかっていればの話ですが。
選択式のあと1点に泣いてきた私としては、皆様はそのような憂き目にあわれないようにと、思います。
テキスト読みは、択一式対策と合わせ、るん♪りかお勧めです。
断片的な知識から全体を理解出来るのは、頭のいい人で、1ページから順番に読んでいくのが、凡人には1番、わかりやすいと思っています。
皆様のご健闘をお祈りしております。
過去記事の 選択式の解き方 もご参考にどうぞ。
<合格へのスパイラル>過去記事一覧表

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