「たぶん、私自身が実体験に基づいた経験則を論じても誰も興味持ってくれないと思うんですよね。
りかちゃんのような立場や論調の方が論じるからこそ、クリック数が多いんだろうなという確信はあります。
有益情報は、情報としての価値があるうちに、効果的に公開してくれる方に提供するのが万人の利益だと思うので、協力致します」
ということで、大学の後輩の行政書士有資格者の方が情報を提供して下さいました。
ご好意に感謝致します
本来は行政書士受験生向けのお話なのですが、他資格受験生にも参考になると思います
「社労士の試験の大変さは、年金関連みたいに、具体的暗記事項が多いことですね。
行政書士は、多少概念的な大雑把な理解をしていれば対処出来るようなものが多く、問題文読解能力が結構問われる傾向がありますので、教材選びの視点が異なってくると思います。
概念把握には、同じものをいろいろな角度から見るのが訓練になりますから、同じことを説明していても、説明レベルの異なるものを3冊くらい持っていてもいいと思います。
具体的な選定基準としては
1、短くまとまっていて、概念的に説明してあるもの。
→総まとめ集みたいなタイトルのやつ。
これは、読んでピン来るか来ないかで選んだほうがいいです。
ピンと来たものの中で一番薄いものを選ぶ。
概念を出来る限り短くまとめる本=良書です。
あと、記述対策の書籍の読解も概念把握能力の訓練になると思います。
2、適度な厚さで、売れているもの
→他の人に差をつけられない意味でも、一番売れているものがいい。
二、三度通読するレベルでいいと思います。
3、過去問一問一答問題集(分野別でも年度別でも問わない)
→司法試験レベルとなると、選択肢の中で相対的にどれが一番適しているかという相対判断が必要になりますが、行政書士試験レベルだと、選択肢を単体で勉強したほうが効果的だったりします。
このカテゴリの本に関しては、受験テクニックとか、小手先の芸も大歓迎です。
本質的に理解出来なくても、問題肢の○×が判断出来ればいい。
本質的な理解は1か2のカテゴリの書籍でやればいいです。
その分、選択肢が暗記出来るレベルになるまで反復練習が必要。
突き詰めると、1~3は分けて考えつつ勉強したほうが効率が良いと思いました。
特に3は核となるので、一番力を入れる部分となります。
2は、大雑把に理解出来たなら何度も読む必要はないと思います。
分量が多いものは覚えるのに負担がかかりますから。
1は、記述対策の意味でも、広い範囲を少ない分量で出来るという効率の面でも、繰り返しは効果的だと思います。
辞書的に参照出来るものもあってもいいかもしれないです。
3が完璧になったら、予想問題集をやっても良い段階だと思います。
私の場合、過去問をやっていて、問題文を読んだだけで選択肢を連想しちゃうくらいの反復練習をしたので、初めて見る問題に対する対応力の訓練にならないと思い、予想問題集をやりました。
3がマンネリ化しすぎると、問題文をじっくり読む力がつかないので、予想問題集はやっておくと訓練になりますね。
しかし、予想問題集は難易度が多少高いし、役に立つ度合いは3に比べて低いと思うので、予想問題集で迷子になったら、1か3に戻って再確認してました。
私の場合は、過去問を重視しますけど、過去問を完璧にしても、遂に安心したりすることは出来なかった。
何かやり残しがあるんじゃないかと常に不安でしたね。
そういう几帳面さはあってもいいと思います。
まだやり残しがあるんじゃないかという不安と戦いながら、過去問の隅から隅まで読み漁ったのが一発合格の秘訣だったと思います。
不安の見返りとして結果をもらえたと思っております。」
<合格へのスパイラル>過去記事一覧表
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