よくある勉強本で、独学より予備校が奨励されていることが多いのは、百も承知です。
予備校で勉強した方が効率的なので、お金で時間を買う、という考え方ですね。
ただ、著者のプロフィールを見ると、大方エリート。
ご自身が経験なさった試験が、東大や司法試験などの超難関試験です。
私たちがこなさなければならない勉強とは、質が違うでしょ。
そのレベルの勉強ともなれば、私も予備校の力を借りる必要性を感じます。
でも、私たちが受けるのは、そこまでの難しい試験ではありません。
そして、資格試験のための予備校が大学受験等の予備校と大きく違うのは、学力別クラス編成がないことです。
せいぜい、初心者と受験経験者、受講期間の長短によるコース分け程度です。
いわば公立校のようなもの。
標準的な理解レベルに合わせて進められる授業が、誰にとっても効率的だと思います?
講師の目線とうまく合えば、いいですが…。
何を隠そう、私は、宅建業法を直前期に1日で勉強して、13/16点でした。
今年の業法は例年より難しかったので、TACの解答解説によれば、合格目標点は11~12点。
独学でしか実現し得ないパフォーマンスです。
本好きで、速読とか特別なことをしなくても本を読むのが早いという方ならおわかりだと思いますが、人の話を聞くより、自分でテキストを読んだ方が時間対効果が高いですよね。
逆を言えば、読解力のない方でしたら、独学が効率的にはならないかもしれません。
でも、合格という目標については、勉強時間でカバー出来ます。
私は、効率性については、こう思っています。
勉強内容が高度で、論述が求められる試験の場合、予備校を利用するのが合格への近道。
マークシートが主流の試験では、人によりけり。
一般的には、宅建は独学で十分だと言われています。
でも、社労士の受験資格や、行政書士の40字記述式や一般知識の問題の存在のような、ある種のリトマス試験紙がありません。(失礼な言い方で、お気にさわったら、ごめんなさい…)
他資格への登竜門として受験される方は問題ありませんが、宅建受験者は個人差が大きいので、人によっては、民法で苦労するかもしれません。
現実的には、勉強のために使える時間と、懐具合との相談によって、予備校か独学かを決めることになるケースが多いのでしょうか。
一度予備校を利用することにした場合、浮気はもってのほか、と心して下さい。
明らかに自分に合わないと、きっぱりと他の道に方向転換するなら、未練を残してはいけません。
「隣の芝生は青い」とばかりに中途半端に迷うのは、お金と時間と労力のロスで、もったいないです。
ただし、例外は、市販のまとめ本購入。
携帯して、暗記に使うのに、便利です。
私が宅建に短期一発合格したのは、基本書と過去問は駆け足でざっと一巡しただけで、あとは、まとめ本で試験に出る確率の高いところをコンパクトに勉強したからに他なりません。
独学者にとっては、試験に出る優先順位が把握出来るまとめ本は、必須です。
これさえあれば、予備校に負けはしないと思って、そして、現に独学でも合格者は多数いることを励みに、頑張りましょう。
次週は、私が独学より予備校に軍配をあげていること、そのことについて、去年の反省を踏まえて、私がこれから対処しようと考えていることをお伝えしたいと思います。
* 先週アップした「独学では無理か?」の中で、白書対策に使用した市販本として、『社労士V 8月号 直前総仕上げ講座「白書対策」』を書き忘れていました。お詫びして、訂正させて頂きます。
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