実は、息子が小学校を卒業するまでの間、私は、息子の前では「わたくし」と言っていた。
普段の生活は、それでは浮いてしまうので、「わたし」。
我が子の目の前と公の場が「わたくし」だった。
何故、「わたくし」か。
「わたくし」で始めると、言葉が丁寧になる。
美しい日本語を身につけさせるためである。
それから、きちんと用件を言わない限り、私は対応しなかった。
例えば、2歳の時。息子がテーブルで「牛乳」とせがむ。
私は、「牛乳は美味しいわね」などの会話をする。
「牛乳を下さい」と言わなければ、動かないのだ。
一度、息子に聞かれたことがある。
「どうして、お父さんが牛乳と言ったら、牛乳が飛んで来るの?」
もっともな疑問である。
私はこう答えた。
「お父さんはお母さんの夫で、働いているから、特別」
それ以上追求されなかったので、ほっとしたが…。
そして、何かをしてあげた時、必ず「ありがとう」の言葉を言わせた。
言わない時は、「何か忘れてない?」と思い出させて。
今でもちょっとしたことでも「ありがとう」と言うが、習慣化してるので、とても自然である。
私は、一番最初に言葉を覚える時に美しい言葉をインプットしておけば、本人が特に意識しなくても綺麗な言葉遣いが出来て、大きくなってから楽だろうと思った。
言葉遣いについてとやかく言ったわけではなく、私自身が綺麗な言葉を遣うようにしたまで。
ただ、一つだけ、小学校一年生の時に教えた言葉がある。
「母」
私が自らそう呼ばないため、聞いて覚えることが出来ないからだ。
でも、息子が中学生になってからは、一転して、素のりかちゃん言葉にした。
文章として成り立ってなくても、前後関係で判断したり、あうんの呼吸も、大事だから。
言語能力の高い子に育てる。
何を隠そう、私が意識的にやったことの一つ。
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