観念禁止則

いつも紐の切れた観念で遊んで、現実世界に武器のつもりで持ち込んでいる。
何を熱くなっているのやら、いい加減に掴めよと諫めて、観念禁止則を自分に設けたらいいのではと、この文章の身の無い主観にも呆れているところ。

たぶん改める気ない。いつも感傷の中だけでふわっと遊んでいたい。

夜の中

大きな橋を自転車で越えて、毎日出勤しています。

川を眺めながら坂を下るのが好きです。

夜中に帰るときなんか、空との境目に金色のビーズがたまっているみたいで見とれます。
高速道路の消失点に向かって、沢山の光が流れていきます。

小舟が一艘渡るだけで、川の表面がすうっと裂けて広がっていきます。

坂の終わりにブレーキをかけると、夢が覚めるスイッチになります。

太

自分の人生の中に、絶対にデブという悪口はないと信じていました。
太ってきたのです。
体重計に乗るたびに、人生最高値を更新し続け、不安がにかられるのです。

すぐに痩せられる自負があるのですが、毎日こんだけ食べているんだから、そろそろ本気で体型を考えないといけないかもしれません。

ちょっとダイエットします。人生初のダイエットです。

食わなきゃいいんでしょ？けっ