夜の中 | 身から出た素描

夜の中

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大きな橋を自転車で越えて、毎日出勤しています。

川を眺めながら坂を下るのが好きです。

夜中に帰るときなんか、空との境目に金色のビーズがたまっているみたいで見とれます。
高速道路の消失点に向かって、沢山の光が流れていきます。

小舟が一艘渡るだけで、川の表面がすうっと裂けて広がっていきます。

坂の終わりにブレーキをかけると、夢が覚めるスイッチになります。