こんばんは、台風の影響か南風が非常に強かった鳥取です。
さて、いつもとは少々趣向を変えて、ちょっとしたお願い事項その他を。
偉そうなことを書いているかもしれませんが、是非読んでいただきたいとおもいます。
これから夏休みシーズンなどで、釣りを始めよう、釣りに行こうと思う方が多いかと思います。
そうなれば自然と、まずは港でという方が多いかと思います。
実際釣果情報などでも、〇〇港で~などの情報や、釣り場の紹介などで真っ先に出てきます。
実際足場や車でのアクセスもよく、トイレや駐車場など、気軽に行くには良い場所だと思います。
しかし気を付けないといけないのが、漁港はあくまで漁師の方の設備であるという大前提です。
漁船、漁具、出荷場、駐車場など、漁業関係者が所持、使用するための設備が多くあり、海中にも船を係留するためのロープなどが沈んでいることがあります。
船の陰には魚が集まりやすいですが、漁師の方の邪魔になる場合、ロープに針や釣具が引っかかる恐れがある場合は、その場所での釣りは避けるのが賢明です。
駐車場所も、道路際や出入り口、作業に支障が出そうな場所には駐車厳禁です。
基本「駐車場」といった表示などはあまり無く、どこに止めていいか迷うかと思います。
空き地でも、もしかしたら、トラックの駐車場かもしれませんし、地元の方の駐車場かもしれませんので。
そんな時は、海からちょっと離れた場所に一旦止め、地元の方っぽい方に聞くのが早くて確実性が高いです。ついでにトイレの場所も確認しておけば、後々慌てる心配も減ります。
事前に釣具店などで確認しておくのも、オススメです。
当然ながら、駐車、進入、立ち入り禁止場所へは入ってはいけません。入ってはいけない理由が必ずあります。
始める前から、要らぬトラブルは避けたいものです。
釣りを始めると、魚が釣れてはしゃぎたくもなるかもしれません。しかし騒ぎすぎは近隣の迷惑になります。特に早朝の朝マズメは、まだ寝ている方もおおいので、できるだけ静かにしましょう。
それと、周りと明らかに違う釣りもしないほうがいいでしょう。
以前、狭い港内で、アジをフカセで釣っている場所で、何を思ったかメタルジグを投げ始める輩がいました。それもどう見ても20g以上の。当然釣れてはいませんでしたが。
先行者の近くで釣りをさせてもらう前に、入ってもよいか確認と、自分がこれから行う釣りをしてもよいか確認してください。でないと釣りの種類によっては本気で怒られます。
どうせ本気でファイトするなら、魚としてください。
そして帰るときは、ゴミは必ず持ち帰ってください。
残念なことに、釣り場でよく目にするゴミは、仕掛けの袋、弁当ガラ、糸くず、エサ袋、吸殻などが特に多いです。
どうしても臭いの強いものが多いですが、それで捨てていい理由には一切なりません。
世の中には、ゴミが多すぎて釣り禁止になる港もあります。
前にも書きましたが、港はそこの関係者のための設備です。釣りは「させてもらっている」に過ぎません。
そもそも釣り云々以前に、ポイ捨ては人としてどうかというレベルの話ではないでしょうか。
大きい事柄はこんな感じです。
細かいことなどは、箇条書きで書いておきます。
・ライフジャケットの着用。港内といえど、いつ何時転落するかもしれません。着用時と未着用では生存率が明らかに変わってきます。
・あまり人に近づき過ぎない。キャスティングなどで振りかぶる事があります。針が刺さる、竿や仕掛けが直撃するなど考えられます。釣り場は暗黙の了解で先行者優先です。
・騒がない。先にも書いた項目ですが、他にも子供連れの人で子供がバタバタ騒ぐ光景をよく目にします。振動は魚が警戒します。また子供の予期せぬ動きは、周りにとってっも危険です。
・血抜きの水や、捌いたゴミを捨てない。魚は血の臭いに敏感です。アジなんか仲間の血の臭いですぐ逃げます。また海のものとはいえ、ゴミは捨てないでください。
・むやみに水面を照らさない。夜釣りではライトが必需品です。しかしあまり水面を照らすと魚が逃げます。他の人を照らすなど持っての他です。目が眩んで非常に危険です。
・情報を聞くのは帰り際。時合いの釣りなんかでは、ちょっとしたタイムロスが釣果に影響します。終わってからは結構いろいろ教えてくれたりします。
・釣れた場所をSNSなどで公開しない。つれたら人に見てもらいたいものです。でも場所なんかは公開しないでください。無駄に人が増えます。せっかくの釣り場が台無しになります。背景もできるだけ写さないようにしてください。
ざっとこんなものでしょうか。あとは当たり前のマナーを守っていれば、そこまで問題は起きないと思います。
あと挨拶して返してくれる人は、結構いろいろ教えてくれる人の可能性が高いです。
何度か顔見知り程度になってから聞くと、コアな情報を教えてもらえるかもしれません。
最後に、港で釣りをする場合、場所によっては独自のローカルルールがある場合があります。
できればよく知った人と、難しいなら事前によく情報を仕入れ、向かうことを強くオススメします。