トラブルが仕事の対象なので、離婚や破産や逮捕や借金や相続争いなど、多くの様々な諍いが世界にはあることは実感できます。それに加え、社会全体が、安心して余裕を持って暮らせない方向性に向かっている=非正規化などの企業至上主義、そして、どうしたって無くならない核の恐怖や、戦争の危機・・・。矛盾だらけ。
そのうえ、健康の問題や老齢化で、頭も体も回らなくなっていく・・・んじゃ希望もヘッタクレもないじゃない、なんて思う時もあります。ありませんか?
実際、この歳になると、自分も自分の周りも、健康か否か、が大きく人生そのものに関わってきます。それは、自分の健康だったり、親族の健康だったり、いろいろですが、なかなか「何にも問題ない」的な状況にある人はいません。そりゃそうですよねえ?
やってらんないなあ!・・・けど、というか、だからこそ、この世界を、自分たちの生きるこの素晴らしい「はず」の世界を取り戻したい、と思ったりするわけです、ごく一部の者に独占させるのではなく。
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
木々は青々としげり、バラの花は赤く色づく
私やあなたのために咲く花たちを見ると
しみじみ思うよ、この世界はなんて素晴らしいんだろうと
I hear babies cry, I watch them grow
They’ll learn much more than I’ll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world
赤ん坊が泣いている、この子たちが育つのを見ていよう
彼らはこれから先、私よりずっとたくさん学んでいくだろう
しみじみ思うよこの世界はなんて素晴らしいんだろうと
そう、本当に思うね、なんて素晴らしいんだろう、この世界は。
この曲は、ベトナム戦争の頃に作られた、その意味で「反戦歌」でもあります。極めて肯定的で牧歌的な歌詞で、ルイアームストロングが歌い上げています。
実際、窓の外を見れば、初夏に向かって勢いをましていく緑・・・。朝、小学校に登校する子どもたちとすれ違うけど・・・どんどん成長しているなあ。
まあ、やることはたくさんあるし、うまくやれることばかりじゃないし、焦ったり、萎えたり、散々ですけど、世界はきっと素晴らしい、のだろうな、と思います。肯定したいです。仲間、愛情、友情、信頼、団結、優しさ、力、未来などなど・・・。
かなり根本的に問題(世界のOS)を「改変」しないと・・・ともかく、私たちの世界を、私たちの未来を、私たちの手に取り戻したいですね。世界自体は、素晴らしいはずなのだから。がんばりましょう!