殺戮の合法性 テロと戦争 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

ブログの説明を入力します。

 またしてもテロ。テロは愚かな行為だと思います。非人道的で、非人間的で。

 戦争と同じくらい愚かなことだと思います。え~?テロとは戦わなくてはならないのでは? テロを潰すための戦争はしかたないのでは?って思いますか?

 そもそも、テロと戦争はどう違うのでしょう? 任意団体が行うのがテロ、公的組織が行うのが戦争? 相対的に小規模で、少人数を狙うのがテロ、大規模の武器を使い、大量殺戮をも辞さないのが戦争?

 自衛戦争・・・という名で、米軍がシリアで爆撃をしています。自衛戦争の範囲は好きなように拡げられそうです。

 では、テロと戦争とどっちが酷いのか? というか、テロなのか、戦争なのかはどう決めるのか。民間組織の殺人がテロで、公的殺人が戦争? まあ、そうだろうけど、それで公的殺人は免責されるのか?

 それはおかしいですよね? 戦争をしようとしている政府(例えば、アメリカ、韓国、北朝鮮、中国、そして日本)に戦争は止めようと逆らうことは、もはやテロ? 暴力剥き出しの政府に対しては、あくまで非暴力で逆らわないと全部テロ?

 まあ、そういうことなんでしょう、テロと戦争という定義は。

 それを、前提として、考え、行動せざるを得ないですよね。戦争したい政府は、私たちの反戦行動をなんとか、テロや犯罪と定義して抑圧しようとしてきます。
 
 学生の反戦ストライキは威力業務妨害罪に、国家前の集会は公務執行妨害に。

 米軍・韓国軍が、北朝鮮を煽るように、警察は私たちを煽ってきます。暴力と恫喝で。

 「やめてくれ!」と手を払いのければ、それが「テロ」・・・ということもあります。

 私は、戦術的なテロは、むしろ全く認めません。そんな方法で、人々の心をつかむことはできないし、むしろ反感を買うだけです。ましては、民衆を傷つけるなんて、まるで国が行う戦争と一緒。

 テロと戦争。メディアは政府の言いなり。勝てば官軍ではないけど、官軍が行うのが合法な戦争、革命軍は勝つまでテロ。

 何がテロか、何が戦争か・・・あなたはどのような基準で判断しますか。