8月30日、国会の前に、私も集合しました。霞ヶ関駅がすでに、人で溢れていて、警察による通行規制も既に開始されていましたが、根拠のない規制には従わずに、グングン、国会正面の人々があふれ出た車道のど真ん中まで進んで行きました。
発表によると12万人ということですが、確かに、2012年の反原発の時の首相官邸前に匹敵する位の人、人、人、人・・・。
各所で、「戦争法案反対!」「集団的自衛権反対」「憲法守れ!」のコール&レスポンスがこだましていました。解放感に溢れ、実に気持ちいい♪
しかし、様々なコールの中でも、ひときわ皆の声が大きくなるのは「ア・ベ・は・や・め・ろ!」でした。
思うに、12万人の背景には、ほんとに何倍もの大衆そして、それが故に世界の主人公である人々の想いが集まっていると実感しましたが、その想いは、「安倍は辞めろ!」に集約されるほど、ある意味、先鋭化していると感じました。
安倍「首相」でも、安倍「さん」でもなく、安倍、の「呼び捨て」です。それでも、個人の問題ではなく、安倍政権に代表されるモノが対象なのでしょうが、「首相」も「さん」も付けずに呼び捨てにするところに、皆の怒りと余裕のない感じが現れていると思いました。
主催者の思惑や自己規制をさらに超えて、権力への怒りがふつふつ燃え上がっている印象です。
そりゃ、戦争にしろ、原発にしろ、労働法制にしろ、盗聴拡大やマイナンバーにしろ、なにもかも安倍政権がやろうとしていることは1%側の利益のためであり、99%の私たちとは非和解的に対立していますからねえ、怒って当たり前、今、怒らないで、いつ怒るの!?ってところでしょう。
この「ア・ベ・は・や・め・ろ!」の大合唱の中、多くの知人を見かけ、会いました、意外な人もいれば、居て当たり前、みたいな人も。みんななんだか満足気で楽しそうです。
この自分たちのパワーを自覚・実感できる感じは最高だし、それに対し、警察車両を盾にする国会議事堂の惨めさは情けないもので、そのコントラストは、私たち99%のパワー(力)1%のパワー(権力)との、本当の力の差を指し示しているようで、そのことを自覚できる素晴らしい集まりだったと思います。
次は、ゼネスト、ですかね? 世の中を回しているのは俺たち自身なんだぜ、とみんなで自覚し、見せつけるゼネラルストライキ。やってみたいなあ!