最近、偶然ないし必然(?)により、何人かの大学生たちと知り合いました。焼き肉屋でバイトしている朝鮮大学の学生、飲み屋でバイトしている法学部生、そして、デモで逮捕・勾留された京大等の学生たち・・・。
昨日、11月2日の銀座の反戦デモで逮捕された学生たちは不起訴で釈放されました。不当な逮捕であり、不当な勾留の中、公安刑事らの取調べの名を借りた「転向強要」にもめげず完全黙秘を貫いたイマドキの学生達は立派なものです。
朝鮮大学の学生も朝鮮人革命家キムサンの『アリランの歌』はもちろん、関東大震災時の朝鮮人虐殺についても詳しく勉強していました。彼は歴史を学んでいるということでした。
法学部の2年生は、一所懸命、憲法のレポートと取り組んでいて、メールのやりとりで、ワタクシの割と率直かつ辛口なアドバイスにもめげず、自分の考えを発展させながらレポートを完成させていました。
総じて、イマドキの若者というか、大学生はたいしたもんだなあ、と。面白いなあ、と思いました。若いというのは、やはりこういうことなのでしょうか。
自分の大学時代を思うと赤面するばかりです。ウチの若者未満はどうなるやら・・・。
昼間部の大学生の半数以上が奨学金(借金)を抱える現実というのは、このバイトくんたちの仕事ぶりからも見えてきます。逮捕された学生もバイト先への連絡を気にしていました。
そのような状況下で、一所懸命考え、行動している大学生に簡単で出会えるということです。厳しい時代であるが故に、真に若々しい人たちが登場し始めているのを感じます。それに比べると、かつての若者=同世代はちょっとつまらないなあ・・・、なかなか面白い人には出会えませんねえ(バイトしてないから?)。
それぞれの若者から刺激を受けます。オトナもまだまだ頑張らないと!ね。
