一つは、この現行システム＝資本主義で利を得ている少数の人々が圧倒的な力を独占しており、それはメディアを通じて大衆の洗脳も可能にしてしまっている、というマス的現実もありますが、そのマスの中の一人である、自分が完全に洗脳されている、少なくとも洗脳のシャワーを浴びた、という現実に立ち向かわないとなりません。
つまり、私の発想は既に、自由ではない、というところから出発しないとならない、ということです。
すっかり、資本主義の新自由主義的な価値観＝個人主義に染まって成長してきているのです。
１、 団体、組織は拘束であり、団結は不自由である。
２、 考える＝思想・イデオロギーは古く、感覚が大事
３、 個性・・・は、ファッションのディテールで表現
４、 無駄に歯向かうのはダサい。
みたいな・・・。
まあ、憲法や法律も、この価値観が基盤で出来ているので、ここから抜け出して、本当の意味で自由＝アナーキーでラディカルに考えたり、ましてや行動することは、「違法」と評価されるシステム上、発想まで、資本主義的合法性の枠に納まりがちです。・・・たいていの、優れた文学・映画は、そこを逸脱していますけど。
ということで、社会を変える前に、とりくむべきは、自分なのかもしれません。お前は、本当にに自由か？ ラディカルか？ 保守ではないか？と。
言い訳は、沢山思いつきますねえ・・・。けど、もし、何かがひっかているとしたら・・・それは、あなたの中の本当の「自由」かもしれません。
皆が、ソレを解放したら・・・お祭りみたいに、楽しいだろうなあ♪
