「溜まり場」のある幸せ | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

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 あそこに行けば誰か居るさ、みたいな場所って誰にもあったと思います。今、あるとすれば、それはそれでラッキーだと思います。
 それは、部室であったり、もちろん、飲み屋(BAR、スナック、小料理屋等々・・)であったり、もしくは、何でもない場所(階段の踊り場とか)かもしれません。

 けど、そういう場所と、そこに居る(はずの)人たち、というのは、嬉しい存在です。

 もちろん、永遠はないのですけど・・・ね。ある意味、何時だって、あそこに行けば、アイツらはいるよなあ、って思えている間は、その「アイツら」をそれほど大事に思えていなかったりします。だって、何時だって会えるはずなんだから。今日逢えなかったら、明日逢えばいい、と思っているのだから。

 だけど、何かのきっかけで「溜まり場」は変化していきます。かねてより、ず~っとそういう場所がある、という人はかなり幸せだと思います。

 「溜まり場」が「溜まり場」である時期、その溜まり場自体を大事には思っていません、なくなるなんて思いもしません。

 そして、なくなってからしばらくして・・・ああ、大事な場所、大事な時間、大事な仲間だったんだなあ、と思ったりするでしょう。

 一期一会・・・なのかもしれません、ホントは。「何時でも逢える」と思えていることは嬉しいことですけど、「いつかは逢えなくなる」と思った方が一瞬一瞬を大事にはするんだろうなあ・・と。

 それでも、常に「溜まり場」は欲しいなあ、あるといいなあ、と思います。何の気なしに顔会わせる人、いつも居る人、すれ違う人・・・まあ、家族や仕事場の仲間も・・・皆、居なくなったら寂しいですよ。元気で、いつも、そこに居る人である、っていうのも素敵なことですよね。