「オープンとシェア」の発想 | 御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

御苑のベンゴシ 森川文人のブログ

ブログの説明を入力します。

 アベノミクスに関係のない99%の庶民にとっては世知辛い世の中です。日々展望を見いだすのが大変で、時にうつむきがちに過ごしてしまいます。
 かと思えば、急に思いついては、ガツガツしすぎてしまったり・・・。
 実際、「綺麗ごと」ではすみません。家族とともに、いや自分だけでも生き抜くのは、今、どんな仕事でも大変でしょう。
 まあ、弁護士もシャレにならない状況に「制度的に」追い詰められています。

 だけど・・・そもそも、弁護士になったということは、何か世のため人の為になろうという志があってのことです。でなければ、弁護士になる意味はあまり見いだせません。私は、最近の若手の弁護士もそういう人が多くいると思っています。ロースクール・研修所の借金・就職難・訴訟等の減少などの「三重苦」をわかっていて弁護士を志してきてるわけですから。
 
 ということで、私も新年度にあたって、弁護士としてベストを尽くすべく、力を磨き、発揮出来ることを惜しみなく、どんどんやって行こうと決意を新たにしています。
 まあ、初心にかえって、あえて「いい人」になろう、って感じですかね♪

 小林弘人さんの新刊『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』(PHP新書)は、ウェブの文化として「オープンとシェア」、すなわち「自分の価値をオープンにすること」「周りの人々をシェアし合う」という「古くて新しい作法」が、ウェブの最先端で行われていて、そして、それは「現実世界の未来図」なのだとする、ある意味、この時代の「希望の書」です。
 「周囲の力を借りるときは、自分だけでなく相手にも喜びを感じさせなくてはならない。それは単純に対価を払えばいいということではなく、人と人のコミュニケーションや感謝・評価の伝え方も大切になるし、次に自分は何をしてあげられるのかという問い直しにもなる。」という、かつて、当たり前「だった」価値観が、最先端では「文化」として展開しているという指摘です。

 旧いけど、最先端なのかも♪ 私も、「オープンでシェア」な姿勢で仕事に取り組みたいと思います。