今年に入って、「夢がある」車を貸し出し提供してくれるようになったオリックスレンタカー。
残念ながら、先日までの「GT-R・レクサスIS-F・BMW M3」の3台は、貸出期間が終了して
中古車として売り出されてしまったそうなのですが、それでもこの「夢がある車」企画は、
今後も続いていくようです。(拍手!)

今度は、「ポルシェ・ケイマン」が貸し出し可能になりました。
理論上、「量産車でもっとも前後バランスに優れ、かつ重心位置が最も低い」車両である、
あのスポーツカーです。

ただし、注意点は「左ハンドル」であるということ。
たぶんこれ・・・中古車市場で出物を見つけたんでしょうね。
その考え方、有りだと思います。レンタカー市場。
「夢があるんだけど、高くて乗ることができない」車も、レンタカーで(かつ中古車)なら
「今まで、レンタカー屋さんなんて行ったことがないんだけど・・・・」という人も食指が
動くと思います。いいアイデアです。

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先日もマークXを借りたんですけどね。
やっぱり私、高級車は運転できない人なのかもしれません。
走り出した瞬間に「なんか、ステアリングがダル・・・・」
一日不機嫌でした。せっかく借りたのに。
あ、MarkXが悪いんじゃないです。私の「好き・嫌い」の話。あの車自体はすごく優秀ですよ。
今回も10km/litterを越えてましたし。燃費。

さて本題。
今回は、もはや「ニッポンのエンジン」と言い切ってしまっていいと思います。
ついに登場。「ロータリーエンジン」搭載車。世界で唯一のエンジンを搭載するRX-8の登場です!

実は私、ロータリーエンジン搭載車って初めて乗るんです。
免許を取った頃から、周りにはSCやFC、あるいはFD型に乗る友達はいたんですけどね。
別に・・・「ロータリーエンジン。だからなに?」って感じ。
世はHondaによる超高回転VTECエンジンの展開が始まった時代。
私も最初のHR30型スカイラインTURBOの後は、初代VTECインテグラを選択してしまっていました。
あれからだいぶ月日が経って・・・・ついに乗ることができたロータリーエンジン搭載車は・・・

確かにスムーズでした。この方式が登場した・・・60年代・・・ですか?には、ものすごい驚きを持って受け止められたと思います。
だって、現代のRX-8であっても、「高級車?」って思うような、スムーズさとほとんど振動が伝わらないエンジンなんですから。
すごく驚きました。特に「音」が静かなことに。

レンタカー屋のお兄さんからは特別なレクチャー。
「この車、バックギヤに入れるときは、レバーを押し込んで操作してください。私、最初はわからなくて、バックができませんでした。」
はいはい了解。んじゃ、バックっと・・・・おおおおお~???

ガッガッガッガ!はい~????なんだ?クラッチ操作間違っちゃったかな?
今度はそおっと・・・・ガッガッガッガ!なんだよ。これ。

そう、なんか・・これがロータリーエンジンが長年かかっても解決できない課題の一つなんですかね?
バックの時だけ、車体全体がものすごくガクガクするんですよ。どうゆっくりクラッチをつないでも。
ただ、不思議なのは、普通に前進しているときは、すごくスムーズな駆動系なんです。
だって、隣に乗せたうちの嫁さんがしばーらくするまで、この車が「6速マニュアルミッション」車
だってことに気がつきませんでしたからね。
すごくクラッチとギヤボックス周りの剛性が高いんだと思います。ホントにスムーズにシフトアップ・ダウンができます。
とてもあのロードスターと同じ会社のミッションだと思えない。
だって、あのロードスターの5速マニュアルを操作した後は・・・・「オレ、運転下手になったかな?」
ってホントに思ってましたから。
クラッチ操作をするたびに車体全体がギクシャク・・・・やめてくれえええ~!

静かでいい車だなあと思いながら、車外に出たら・・・・あの???
すごいんですよ。ファンの音が。エンジン音よりも明らかに大きいだろう。って感じ。
なんか・・・熱処理に苦労してる・・・んですかねえ。
試しにボンネットを開けてみたら・・・「アチッ!」
持てないんですよ。ボンネットを支えておくための支柱を。
とにかくなんか、熱処理に苦労している感じはします。この形だからですかねえ。
結構な距離を走ったのですが、なんかとにかく、「左足に熱源がある」ってのは感じられるんです。
車体側に食い込んでいるトランスミッションからの熱を感じられる車体。
「ん~????同じFR車でも最初に乗ったHR30スカイラインでこんなこと感じたっけ?」
結構この問題は、「なんかめんどくさい・・・というか、毎日運転するのはどうも嫌になるなあ。」
って思わせてしまうかもしれません。特に夏場は。

車体を低く見せようとしているボディなのですが、「本当の4ドアセダン」です。このRX-8。
こんなに後ろの席が乗り降りしやすい4ドアセダンは・・・・正直ちょっと知らない。
確かにクラウンの後席ドアも90度開いて、乗り降りしやすかったですけどね。
でも、すごいですよ。「センターピラーがない4ドアセダン」っていうのが、こんなに乗り降りが
しやすいとは知らなかった。
思ったんですけど、量産車での「観音開き4ドアセダン」ってチャレンジの可能性があると思いました。このRX-8の後席を乗り降りしていて。
それに、ちゃんと「ずっと座っていられる」後席です。確かに「ちょっと頭が天井にあたる・・・かどうか」という上下方向なのですが、それでも「リヤガラスがヘッドレスト」のインサイトよりもよっぽどましな後席だと思いました。

その日の夜には、このRX-8を返さなければいけなかったのですが、その帰り道の道中も「もうちょっと乗っていたいなあ」って思っていました。
実はなかなか無いんですよ。これだけいろいろな車に乗っていながら、「もうちょっと乗っていたい」って思う車って。
「いい車」っていっぱいあるんです。このBlog記事で「いい車」と称している車は、ホントにいい車。
まず不満はないと思います。
ただ・・・「じゃ、チャンスがあったら、買うのか?」って言われると・・・

「もうちょっと乗っていたい」って思う自分に驚いていました。
それでは、スタンドでハイオクを満タンにしていよいよ返却。残念。
ん?渡したお金じゃ足りない?あ、はい。じゃ1万円。
なんだあ?そんなに距離は乗ってないぞ。今回は。

燃費は・・・・7km/littleを切ってる。
・・・・・前言撤回していいですか?初めてですよ!7km/littleも走らない車に乗ったの!

え~っと、マツダはできるだけ早く「ロータリーハイブリッド」車を展開するべきだと思います。
ロータリーエンジンこそが、ハイブリッド機構に一番合う内燃機関だと思います。
だって、モーターでドライブしている間は、重いエンジンは何も仕事をしていないんだよ。
ロータリーだったら、「軽く・シンプル・小さい」内燃機関として、ハイブリット機構とくっつけられる。
で、その「ロータリーハイブリッド」システムを世界中に外販すると。
あ、ハイブリッド機構自体はトヨタから買ってくればいいですよ。苦労は彼らに任せておいて、ソフトウエアチューニングに専念するってことで。
トヨタとの提携でのキーポイントは、「ソフト変更可」「システムの再販可能」な契約を結べるかどうか。
たぶん、これからやっと「ロータリーエンジン」の時代が来ますよ。モーターの力を借りてね。

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結局私、スズキのワゴンRって初代から全部乗ってきちゃってるんですよね。
モデルチェンジするたびに「あ、もう古い型に乗れない」って思っちゃうぐらい、
いつもいつも大幅に進化する車です。
同じ寸法・同じデザインなのに。

今回の最新モデルもそう。

残念ながらCVT車両じゃなかったですけど、十分満足できましたよ。
それは、「エンジン」

これ・・・・たぶんこの新型から「エンジン単体で64馬力自主規制」ではなくて、
「軸出力での64馬力規制」に考え方を変えてきたのかな?って思います。
だって・・・・高速道路で楽々メーターフルスケール・・・

過去のノンターボ軽自動車じゃ、こんなに楽じゃなかったですよ。高速道路走るの。
「いえ、ギアレシオを変えただけです。」ってメーカーはうそぶくのかもしれないけど・・・
そんなこと絶対無いって。これ、もはや「TURBO付ける意味はどこにあるの?」ってぐらい64馬力。
ええ、表向き64馬力。ね。

ドアの厚みもダイハツ・ムーブより全然あるし、なにしろシートがいいんですよ。
え~と・・・・思い出せない。
この車以外で「男の人が運転しても座面の長さが十分だと感じられるシート」の軽自動車。

後ろの座席もすごいです。
ついに「ちゃんと肩までシートバックがある」後席シートを手に入れてしまいましたよ。ワゴンR。

なにしろ走り出してすぐに「あ、静かだなあ」って思っちゃいましたしね。
ま、残念ながら3気筒エンジン車の癖は、信号待ちの時に振動で伝わってきちゃうんだけど。
全然気になりませんよ。ホント静かになったと思います。

この車に乗っていると・・・・「ああ、車って軽自動車で十分だよなあ」って思ってしまいます。
ほんとに・・・・罪を作っている。ニッポンの「軽自動車枠」は。

足りないものは?って言われると・・・・
「車幅」ですかね。絶対的に。

どうしても「車幅が狭くて、重心が高い」という感覚は、ついてまわります。
私の中での「高速道路も走る機会がある場合の一番小さい車は?」と言われると
「トヨタ・パッソかダイハツ・ブーン」って答えます。今でも。
あれが本当に「どこでも走れるベーシック」ですよ。

ただ、このワゴンRを相手じゃねえ・・・・
リッターカーを作るメーカーは、みんな大変だと思います。
ほんと、敬服しますよ。このワゴンRの仕上がりに。おみごとです。
「日本人が作る日本車」そのものですよ!
お子様たちの授業が終わって、夏休み突入とともに注意しなければいけないのが、「レンタカーを借りるときの料金」

ニッポンレンタカーと日産レンタカーについては、ハイシーズン料金の季節がやってきました。
ニッポンレンタカーの方は、明確でわかりやすい料金表示なのですが、日産レンタカーについては
要注意です。
ちまった「ハイシーズン料金」というのが、別項で表示されているだけですからね。

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すごい話題ですよね。インサイトとプリウス。
うちの近所の奥様も新型プリウスの試乗をして、「未来の車!音が全然しなくてスムーズなの!」
ってものすごい興奮ですよ!あんまり運転されない方なのに数日後には
「買っちゃったわ。ハアハア。なんかボタンがいっぱいあって、運転の仕方がわからないから、納車の日には、営業のお兄さんにウチまで一緒に乗ってきてもらうの。若い人に。」

・・・・たぶん、ポイントは新型プリウスじゃなくて、「若くてかっこいい営業マン」さんだったんだな。
やるなあ。プリウス。じゃなくて、トヨタ。奥様もイチコロだ。

さて、そんな新型プリウスが発表される前に2日間にわたって借りたHondaインサイトが今回の主役です。
新型プリウスがレンタカーで借りられるようになるのは・・・・たぶんすっごく先の話でしょうからねえ(遠い目)

ま、その奥様のお話とかを聞いていると、どうやら両社の営業の最前線は舌鋒鋭く行動されているそうです。
なんか久々に元気がいい話で、まあ、うれしいですけどね。
先に宣言しておきましょう。
「インサイトとプリウスどっちがすごい?」という内容の記事は書きません。
みんな優劣をつけたがる(日本人の特性?)みたいだけど、私は「どっちも乗ってみて決めてください。
自分の感性にあっているかどうかは、高速道路を巡航したら、一発でわかるはずだ」
とだけ宣言しておきます。

ま、私の経験値としての「2代目プリウスと新型インサイト」を比べることはしますけどね。

車本体の話に入る前に「私が感心したこと」を書いておきます。
インサイトは、「200万円を切った価格」がすごく評価されていますが、これは先に「200万円を切ることがありき。じゃ、いったい年間何台売ればいいんだ?」という考え方でスタートしていると思います。
「200万円を切る?いったい何台出るの?出なかったら誰が責任とるの?」
という考え方をしなかったからこそ、世の中に出てこれたんだと思います。
健全ですね。すごく。ホッとしています。ここ数年のHondaF1を観ていて、「ネクタイ締めたサラリーマンの集団に成り下がったな」と危惧していたので。

それに対してのトヨタもすごいと思います。
大きな声でHondaが「200万円を切るハイブリッドカーを市場に投入する」って言い出しても、しば~らくの間、トヨタは無反応でしたもんね。「3代目プリウスは、高価格車になる。」って宣言しておいて、しばらく静観。

「どうするんだろう?確かに”ハイブリッドカーらしさはプリウスに分がある”って宣伝するつもりだろうけど・・・”いいものを作ったら売れる”時代じゃないぞ。このままじゃ負ける。」

ちゃんと軌道修正してきましたもんね。数ヶ月のうちに。
もう、当初のコスト計算書なんて吹っ飛んじゃってると思うけど。
トヨタを「巨艦」「物まねのつまらない車を作る会社」って今も言う人がいるみたいだけど、全くそんなことはないと思います。
事実、今回も「状況の変化に合わせ込んできた」し、ポルテに代表されるけど「一番最初に提案してみる」会社だと思います。特にここ10年のトヨタは。
「勝てるわけないよなあ」って思わされます。
それでもこの小さな国に乗用車メーカーが8社も存在しているんですもんね。

さて、前置きが長くなりましたが、「インサイト」そのもののお話を始めましょう。
端的に言うと「こんなにスムーズに走ることができるハイブリッドカーは初めて」です。
新型インサイト。

Hondaのハイブリッドシステムの特徴を良く表していると思います。
ほんとに「ギクシャクしない」ハイブリッドになりました。civicハイブリッドよりも確実に進化している。
荷物もたくさん積むことができます。
後ろのシートを倒さなくても、フルサイズのゴルフバックが2つ余裕で入ります。たぶん、3つも・・・
可能だと思います。

シビックハイブリッドに比べて、「特別な車なんだ」という演出がされているのもうれしかったです。
それは、「インパネデザイン」
だって・・・シビックハイブリッドってあまりに普通の車なんですよ。「ほんとにこれ、ハイブリッドなの?ちゃんとモーター使ってるってどこで表示してるの?」
って感じ。
プリウスのあの「今、パッテリーで走ってるよ~!イエ~イ!」って分かりやすいインフォメーションシステムに比べるとあんまりにも普通の車。

今度のインサイトは、ちゃ~んと「ハイブリッドが働いてるよ~」ってわかるようになっています。左側の表示計が。
それと、上部につき出ている速度計が、視線変更が少なく見やすくてすごくいいです。

荷物がたくさん積めるのはいいのですが、後席は・・・
旧型プリウスもそうだったのですが、身長170cmの男性が座ると「リアウインドーがヘッドレスト」になります。
非常に不機嫌になります。この後席に長く座っていたいと思う男性は少ないと思います。

リヤウインドーというと、このインサイトには「リヤウインドー用ワイパー」が装備されていなかったんです。
最初は、「まずいんじゃないかなあ。雨の日にバックがしにくいぞ。きっと」って思っていました。
ちょうど借りた翌日が雨になったんですよ。全然問題なかったですね。リヤウインドーワイパーがなくても。
それよりも、車体の端の部分があの「CR-X」のようにガラスになっていたおかげで、すごくバックが楽にできます。ラクチンラクチン。

燃費は21.5km/litterでした。
この車両には、「ECOモード」スイッチがあるのですが、高速道路では自然と切って走っていました。
ECOモードだとちょっとトルクが足りない・・・と言うか、かったるく感じてしまったもので。
かといって、CVTをSモードに入れてしまうと1000rpmほど常に上の回転を使うようになって、うるさく感じますし。
ま、普通に走らせた結果です。全開時間も相当長くとりましたが、スピードメーターフルスケールまでは出ません。

ブレーキは、「本当に強く踏んだときにだけ」回生による違和感を感じるだけです。
旧型プリウスやシビックハイブリッドに比べると全然自然です。

この車両は・・・ダートトライアル競技で活躍できないですかねえ・・・
すごいんですよ。交差点で止まっているときに信号が変わって走り出しますよね。
その時に「ほんのわずかにアクセルに触れるだけ」でいいんです。
スウって加速を開始してくれます。
「Hondaのハイブリッドは、あくまでもエンジンを補助するシステム」なんだということを実感する瞬間です。
すごく楽に運転ができます。
ダートトライアルの路面μが低いところでの加速にものすごく助けになると思うんですよね。

「荷物をたくさん積むことができるハイブリッドカー」
の引き換えにバッテリーが小さいのか信号待ちでは、あんまりアイドリングストップをしてくれません。
なんかここら辺は・・・「もうちょっと何とかならんのか?」って感じです。

でも、やっぱりすごいですよ。ハイブリッドカーって。
みんな「技術の永遠の進歩」に味をしめてしまった。
もう、戻ることはできない。

強烈な選別が始まると思います。
「ハイブリットカーを持っているか、持っていないか」

持っていない会社は排除される。
初代プリウス&インサイトから10年という時間が渡されて、その間について来たのはスズキのみ。
彼らはすぐに「自分たちに足りないもの」に気がついて、さっさと賢明な判断をした。

この10年、自動車業界はそのほとんどの会社が空前の利益を上げた。
利益を上げて・・・なにをした?

今、ハイブリッドカーを持っていない会社は、「挑戦することができなった会社。変わることができなかった会社」

株式市場ではなく、顧客が猛烈な選別を開始した。

「ハイブリッドカーを持っていない会社は生き残れない」

手早く処置をしようとするならば、電気自動車になる。
電機業界ときちんと手を組めるかどうか・・・
我々電機業界は、「自動車会社の下請け」にはならない。
これまでのシステムLSIとかであれば、「自動車業界の下請け」だっただろうけどね。
タイヤ業界と同じく「言うことを聞かないサプライヤー」の登場。
化学の世界=「ニッポンが世界に誇るバッテリー技術」を電機業界はみすみす他業界や他の地域に生産拠点を移したりして流出はさせない。

「ものが売れない時代にどうすればいいか」

オンリーワンで生き残るんだって事を、このインサイトやプリウスは、街の奥様にすら簡単に分かりやすい形で示してくれた。

日本の製造業の未来がこの2つの車には暗示されていると思います。
あ、そうそう。
「燃料電池車による未来」は来ません。
あんな「貴金属鉱山」を街中に走らせるの?
それも、「原油から抽出した水素」で?間違った未来だな。それ。
「電機業界に牛耳られたくない」って気持ちはわからんでもないけど。

それよりも、「バッテリー+モーター」の方が、全然部品点数が少ないぞ。

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試作車の時に乗ったiQ
市販されたたら絶対借りたい。って思っていたんだけど・・・
なんか、さすがのトヨタレンタカーも処置に苦慮していたみたいですね。iQの価格設定。

5月から、ランクが下げられて一番安い価格帯の車に設定し直されました。
早速借りてみましたよ。
テーマは、「フルサイズのゴルフバック2つを積んで、高速道路を移動できるか?」

まず、メインテーマを検証。
いとも簡単に積むことができましたよ。ゴルフバック2つ。
借りた段階では、「どうしよう。積み込めなかったら」ってドキドキ。

全然平気でした。後ろの座席を畳んだら、あっけなく完了。
それどころか、車が小さいから、重いゴルフバックを簡単に積み下ろしできて、すごく楽でした。

テストコースで、試作車をドライブさせていただいたときにアンケートで指摘した事項は、解消されていました。
それは、「40km/h以下で、すごくギクシャクしてしまう」こと。

すごくスムーズになっていました。相変わらず、このクラスのトヨタCVT車の「トルクが薄い」感覚はついて回りますが、それでもカローラやベルタに比べると全然楽です。
ただ、”他の車に比べると”という言い方をすると、この車両は「強アンダーステアセッティング」だと思います。
スピードが出ているとそんなに感じないんです。
すごく感じてしまうのは、「交差点でスピードダウンしながら旋回を開始するとき」
今どき珍しいな。って思うのと、構造上の問題(ステアリングギアボックスが車体の底ではなくて、上方に設置されている)だけでなく、「わざと」そういう躾けになっているんだと思います。
車体か小さいからね。「トヨタが考える安全」サイドの躾けの仕方なんだと思います。

ショートホイールベースのなのでしょうがないのですが、前後方向に揺さぶられている感じはします。
「こりゃあ、高速で大変なことになるかな?」って思いながら、結構な距離を走ったんですけど・・・
「別に速度が上がるから前後方向のピッチングが増える」わけじゃなかったです。
車体が大きなMINI Oneと比べても遜色がないと思います。

それと、試作車の時には気がつかなかったことが一つ。
ドアの写真を一つ掲載しておきます。
ドアノブのあたりとかに・・・白い筋が散見できますよね?
これ、人の皮脂なんです。
ぱって触っただけで、跡が残ってしまう。
意外な盲点だったと思います。傷がついたのかと思ってました。最初。

燃費は17.1km/littleでした。
車内表示される燃費計は、恐ろしく精度が高いですね。
たぶん、この数値はもっと良くなると思います。
というのも、高速道路走行中は、ずっとCVTを「S」モードで走らせてしまったからです。
普通、「S」モードにするとどの車両もエンジン音が増すのですが、このiQはそんなにうるさく感じなかった為にずっとSモードで走らせてしまいました。

二日間借りていて思ったんですけどね。
この車両、ジムカーナで出してくる選手がいるかもしれませんね。

というのも、この「実用車」っぽいなりに似合わず、運転が面白いんですよ。このiQ。
「リヤサスペンションの動きが、ダイレクトにお尻に伝わってくる」車両を他に知りません。私は。
すごく動きがつかみやすいのと・・・・掴みやすいがゆえに「リヤの伸び側をもうちょっと規制したいな」って思いました。
たぶん、伸び側規制をかけるだけで、アンダーステアもだいぶ収まるような気がします。

今、「若い人たちの車離れ」が叫ばれていますよねえ。
うちの会社に今年入社してきた新人も「免許を持っていない」事が判明。
「大学4年間、何やってたんだよ」って感じです。社会人としての準備ができていない。

たぶん、「若者向けのかっこいい車」とか、「支払いを楽にしよう」っていうのをおじさん達が一生懸命考えてもダメなんですよ。

「体験」がない。
「車で○○に行ってすごく良かった」あるいは「車の運転って、最初はすっごく大変だけど、慣れるとすごく楽しんだな」っていう体験がない。

生まれたときから「車の中でジャンプができる」ような1BOX(あるいはミニバン)に乗せられて、両親が「車なんて、何でもいいよね」って言う環境で育ってきてしまった。
その状況を作ってきたのは、ほかならぬ自動車メーカー。
「パジェロ」が流行ったときからこの状況に陥ることを非常に危惧してきた。
非常に難しい状況に日本市場は追い込まれてしまった。

先細りしかない。
だってみんな、「車なんて何でもいい」んだもん。

携帯電話を初めて持ったときのような体験を若い人たちに与えないといけないんです。車も。
このiQならそれができる。

「運転ってすごく楽なんだ」「自分の思い通りに車を動かせるのって、すごく楽しい!」
そう思うことができる車です。このiQは。

大学構内での試乗会や「学割」制度の展開アイテムになると思います。iQ。
軽自動車じゃダメなんです。
すごく嫌な言い方だけど、軽自動車には「夢がない」

ほんとに・・・「軽自動車枠」の存続も含めて、日本市場に課題を投げかけている車だと思います。このiQという車は。

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旧型のキューブって結構好きだったんですよ。
あの形がね。遠くから見て「日産キューブ」ってわかるじゃないですか。
シルエットだけで車名がわかる車って、そんなに多くないと思うんですよね。
みごとに「アイコン」になっていると思います。日産キューブ。
でも、今回借りた新型は・・・なんかねえ。
「なんか無駄な曲面が増えたなあ・・・もっさりした形・・・それよりもとにかくでっかくなっちゃったよ。車体が。まいったなあ。」
と思いながら、乗り込みました。

でも、「形が似てる」ってだけで、全く別物なんですね。今回のキューブ。
初めて体験しましたよ。「フロントガラスが立っていると、す~ごく運転が楽なんだ」って。
こう、ほら・・・ミニバンですら、フロントガラスが顔と迫ってくるでしょう?
あの感覚が全然ないんですよ。

「すげえ、頭の周辺に圧迫感が全然ない。」

頭の上の空間じゃないんです。額の前方方向がもう、ほんとに全然圧迫感がないってのが、こんなに楽な気分にさせてくれるものか、って思いました。

旧型のキューブは、その形が好きで何回も借りたのですが、まあ、それでも我慢を強いられる部分もいくつかあったんですよね。
1)高速道路で大型トラックが脇を走行すると車体がグラッと揺れる
2)ロール制御の部分で難有り。どうしても接地感が薄い。
3)助手席間とのフラットさを強調したシートは、どうしてもカーブで体がずれてしまう。
4)箱形の車体のくせに、なんでか後ろのシートの足下空間は狭い。

1)の項目は今回、高速道路を走行できていないので、確認できていないのですが、それ以外の項目は全部改善されていました。
とくにCVTの滑らか感がすごくいいです。
このBlogでも何度か指摘していますが、トヨタ車のこのクラスのCVT車は、燃料を絞りすぎ・・・というか、とにかく走り出しの時に、トルクが薄い感じをすごく感じるんです。
それと、車速を一定に保つのが難しい。(市街地走行でね)

そんな症状はいっさいないです。このキューブのCVTは。
すごく気分良く走ることができます。

あと、シートがすごく良くなりました。
サイズが大きくなっただけでなく、何よりも「ヘッドレストを押しても、背中に器具が飛び出してくる」感覚がなくなったのがいいです。
なんでかここ最近の日産車は、この症状を示すシートが多かったんですよね。なんか理由があるのかと思っていたのですが・・・

あ、それでもちゃんとコストダウンの形跡は見られるんです。
振り向くと、リヤゲート内装のところの鉄板がむき出しとか、左右のドアも鉄板がむき出しとか、
スイッチ類が、相変わらず小さい・・・というか、なんだコレ、透明樹脂のスイッチ???
安っぽいなあ・・・

いやいやいや。
すべて「デザイン」のためなんです。
この透明樹脂のスイッチは、なかにLEDが組み込まれていて、夜間になると照明のかわりになるんです。
笑っちゃった。
それと、ドア周辺の鉄板むき出しは・・・たぶんわざとでしょう。
だって、そのむき出しの鉄板の先に見える「ガラス」は、ちゃ~んと枠に沿って丸くカットされているんですよ。
も~ほんとにニヤリ。

だって、そんなことする必要は全然ないんですもん。機能から考えれば。
丸く縁取られて、鉄板むき出しのドア枠の中に仕込まれているガラスは、垂直に切り落としていて、全然問題ない。っていうか、わからない。
なのに、「わざわざ」大きな丸いカーブを付けて、カットしてあるんです。
「いやあ・・・それって・・・・絶対特殊型を作らないとダメだよねえ。他の車両と共通化なんてできないじゃん。このサイドドアガラス。」

ホントに手が込んでますよ。この新型キューブ。
いい車です。
いや、そんな言葉じゃ足りないか。

「”すごく”いい車」です。乗っていてうれしい。
このクラスでお勧めする車は?

って聞かれたら、これまでは、トヨタカローラって答えていましたけど、今度のキューブもリストに加えます。
ほんとに良くなった!ハッピーです!

追記(2009年10月12日)
ここのところ、同じような車両を繰り返し借りているので、Blogの記事が増えていません。
今回もこのキューブを指名で借りました。
やっぱりすごくいいですよ。「もうちょっとハンドルを切り始めたときの反応がシャキッとしてくれると・・・」と思うところもあるのですが、たぶん今のセッティング以上に詰めていってしまうと、
のんびり運転することができなくなると思います。

燃費は、18.09km/litterでした。
前回、この記事を書いたときの燃費は、「この燃費、なんかの間違え?」と思ってあえて書かなかったのですが、二回目でもこの数値を計測したので追記しました。
なめらかで、エンジンドライバビリティも良いのにこの燃費。
やるなあ日産。やればできるんじゃん。

既に何回か借りたことがある日産ティーダのセダン版です。ティーダ ラティオ。
実は結構好きなんですよ。この形。
日産のセダンで一番しゃきっとした形になっていると思います。
スペース確保の為に縦方向に立てられたトランクリッドと、Cピラー。
後席の頭上空間が確保できている感じが、表からも見て取れます。
形が機能を表している。
他の日産のセダンは・・・なんですか?あれ。ただ大きさを変えただけで見分けがつかないようなデザイン。
ヨーロッパ車へのあこがれが、あの路線をとらせているんだと思うけど・・・
大きな日産自動車が「他の誰かの真似」をする必要があるんですかね?「日本車であること」ってそんなに貧乏くさい?

「セダンが売れない」と言われるようになって、もう10年・・・以上。
セダンが売れないのと同時に「車なんてどうでもいいや」って言う人が周りに増えたような気がするのは、
気のせいでしょうか?

このティーダラティオは、「セダンが売れなくなった理由」を見事に消していると思います。
すごく広い後席の足下空間と、「リアガラスに頭がくっつく」事がない頭上空間。
これなら、真夏の熱い日でも後席の人も安心です。
特に後席の足下空間は・・・カローラAxioギャランフォルティスを完全に凌いでいる。
シビックの方が多分広いけど・・・あっちのほうがたぶん車体が大きいです。特に横幅。
(今のシビックって、アメリカンサイズだと思うんですよ。)

トランクはフルサイズのゴルフバックが3つ入ります。すごく縦方向に深い。
4つは・・・・ちょっと無理・・・かなあ。
「セダンのいいところは?」って言われたら、このBlogでも何度か書いていますが、
「トランクがあること」です。
なんてったって、「音とにおいが遮断」できる。
事実、ハッチバックのティーダの時は、トランクルームの車載工具の音が車内に響き渡って・・・
いやになって、取り外しちゃいましたもんね。
荷物はトランクに入れちゃえば、外から見えないし。

え?「ハッチバックとかミニバンの方が、荷物の出し入れが楽だよ。」って?
う~ん・・・確かに尺が長いものとかを入れられるのは楽だけど・・・それって、そんなに
しょっちゅう入れる?
そのかわりに、ガラスルームに囲まれて、これから迎える真夏に耐えて運転するの?

みんな、時々こんな目に遭うことはないですか?ハッチバックの車両で。
開けるスペースを気にしながら重いハッチバックに手をかけて、荷物をとり出そうとしたら・・・
バラバラ~って、路上に荷物が・・・

ね?そんな心配、セダンなら全く無い。

セダンながら、「グラッ」とこない走りで、人が4人乗れて、荷物もたくさん積める。
ポイントはこの点ですよ。ほんと。

で、このティーダラティオは・・・ほんのわずかに左右方向のロールが突っ張った感じが・・・
あるかな。
気にする人はほとんどいないと思いますけどね。
あの最悪の駄車「ウイングロード」に比べたら、全然真っ当ですよ。
あとは実行燃費が向上すれば、言うことなしです。がんばれ日産。

2014年1月25日追記
このラティオという車両は、繰り返し改良が加えられて、長く生産が続けられていました。
2011年頃から急激に省燃費になったように記憶しています。
手元にある記録では、2012年モデルで、12.45km/litterの燃費になっていました。

Hondaインサイト発表で盛り上がっている「ハイブリッドカー市場」。
でも、なんだか現実のレンタカー貸し出し最前線では、異変が起きているようです。

まず、ORIXレンタカーとニッポンレンタカーでは、インサイト他のハイブリッドカーが借りられる
キャンペーンの展開を始めています。


特にニッポンレンタカーは、このゴールデンウイーク時期は、「ハイシーズン」料金を徴収されてしまう
はずなのにこのエコクラスキャンペーンでは、そのような値増しもかかっていません。

何か変だな・・と思っていたら、とうとうトヨタレンタカーまで。

特にトヨタレンタカーのプリウスについては、2007年までは、ニッポンレンタカーでハイブリッドカーを
借りるよりも安く、便利に使わせてもらってました。
が、昨年(2008年)は、タマ数が不足してしまったのか、クラスを一つ引き上げられてニッポンレンタカーと同じ価格に・・・
「だったら借りないよ。」と昨年は全くプリウスを借りなかったんですけど・・・なんか複雑。

まあ、今回の「高速道路1000円」政策と共に「遠乗りするなら、せっかくだからハイブリッドカーを
レンタルして」って思っていただけたらいいですね。

この調子で、商用車のハイブリッドカーとか、ミニバンやSUVのハイブリッドカーもレンタルしてくれないですかねえ。