こういう場面、
親としては子どもに期待してしまいますが、
期待する事自体が悪い事ではありません。
親としては、自然と生まれる気持ちでしょう。
しかし、この期待が大きくなり過ぎると、
親は子どもの状態が見えなくなりがちです。
なので、
自分の期待が大きくなっているかも?と気付いたら、
(自分が熱くなっている!と気付いたら)
子どもをよ~く見るようにして下さい。
そして、
子どもが今チャレンジするといい1段を
よく見直してみて下さい。
私はこの後、息子くんと、
もう1つあった初心者コースに行きました。
その前に・・・。
“もうやらない”と言い出すかもしれない状況なので、
まずは、出来る限り楽しく、安心出来る形で滑って下り、
「ゴメンね。怖かったね。でも、よく頑張ったよ。
○○(息子)のペースで、少しずつやっていこうね。」
「○○(息子)が大丈夫って思うまで、
パパが支えてあげてもいいよ。
もう1つのコース滑って嫌だったら休憩しようか?」
などなど、ちょっと意図的で最善の方法ではないですが、
ここはこのままで終わらず、
気持ちよく滑っておいた方がいいとの判断もあり、
ちょいとフォローを入れました。。。
行ってみると、なんと!
とっても広く、とっても緩やかな斜面。
これなら滑れそうです。
リフトを降りて、最初は不安そうだったので、
安心出来るように支えて滑ると・・・。
2回目には、もう自分で。
そして、すいすいと1人で滑り始めました。
そのうちにスピードも出せるようになり、
しばらく本人が納得するまで、
同じコースを何回も何回も滑ると・・・、
(ちゃんと自分で考えています)
“違うコースに行く!”と。
すると、
少し急な斜面でも、余裕で滑るどころか、
驚くようなスピードで滑れるようになりました。
もちろん、この過程には、
“一緒に楽しく滑れる友だち”が
いた事も見逃せない点です。
私たち親は、子どもへの期待が大きくなると、
この“楽しくやる”を忘れてしまいがちになります。
親に必要な関わりは“やらせる事”ではなく、
自分でやれるように“環境を整えてあげる事”です。
これはスキーでなくても、すべて同じ。
子どもへの期待が大きくなった時は、
熱くなっている自分に気付き、
子どもをよく見て、
子どもに合った環境を整えてあげる。
そして“楽しむ”という事も忘れずに。
すると、気付いた頃には・・・、
難しい事にもチャレンジ出来るようになっています。
親は子どもへの大きな期待があるからこそ、
関わり方をより工夫していきましょう!
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