而(しか)るに予(よ)、地涌(じゆ)の一分(いちぶん)には非(あら)ざれども、兼ねて此(こ)の事を知る。故(ゆえ)に地涌の大士に前立(さきだ)ちて粗(ほぼ)五字を示す。例せば西王母(せいおうぼ)の先相(せんそう)には青鳥(せいちょう)、客人(まろうど)の来たるには■[=幵-干+鳥]鵲(かんじゃく)の如(ごと)し。
(平成新編0790・御書全集1038・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1154・昭和定本[1]0910)
[文永12(1275)年03月10日(佐後)]
[真跡・中山法華経寺(100%現存)、古写本・日向筆 岩本実相寺 日法筆 岡宮光長寺 日澄筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]