其(そ)れに付ひて諸僧の説法を聴聞(ちょうもん) 仕(つかまつ)りて、何(いず)れか成仏の法と うかゞひ候(そうろう)処(ところ)に、日蓮聖人(しょうにん)の御房(ごぼう)は三界(さんがい)の主、一切衆生の父母、釈迦如来の御使ひ上行菩薩(じょうぎょうぼさつ)にて御坐(おわ)し候(そうら)ひける事の法華経に説かれてましましけるを信じまいらせたるに候(そうろう)。
(平成新編1135・御書全集1161・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1676・昭和定本[2]1358)
[建治03(1277)年06月25日(佐後)]
[古写本・日興筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]