『日妙聖人御書(楽法梵志書・日妙抄)』(佐後)[真跡(断片)] | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

竜女が即身成仏も、摩訶波闍波提比丘尼(まかはじゃはだいびくに)の記■[=花-化+別](きべつ)に あづかりしも、しらず権化(ごんげ)にやありけん。又 在世の事なり。男子女人(にょにん)其(そ)の性(しょう)本(もと)より別れたり。火は あたゝ(煖)かに 水は つめ(冷)たし。海人(あま)は魚をとるにたくみなり。山人(かりうど)は鹿をとるにかしこし。女人は淫事(いんじ)にかしこしとこそ経文にはあかされて候(そうら)へ。いまだきかず、仏法にかしこしとは。
(平成新編0606・御書全集1216・正宗聖典----・昭和新定[1]0871~0872・昭和定本[1]0646)
[文永09(1272)年05月25日(佐後)]
[真跡・静岡芝川 本成寺外五ヶ所(10%以上40%未満現存)]
[※sasameyuki※]