善無畏三蔵(ぜんむい さんぞう)真言の力を以(もっ)て閻魔(えんま)の責(せ)めを脱(のが)れずば天竺(てんじく)・震旦(しんだん)・日本 等の諸国の真言師、地獄の苦を脱るべきや。委細(いさい)に此(こ)の事を勘(かんが)へたるに、此の三蔵は世間の軽罪は身に御(おわ)せず、諸宗 並びに真言の力にて滅(めっ)しぬらん。此の責めは別の故(ゆえ)無し、法華経誹謗(ひぼう)の罪なり。
(平成新編0506・御書全集1233・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1389・昭和定本[1]0409)
[文永08(1271)年"文永03(1266)年""文永02(1265)年""建治01(1275)年"(佐後?)]
[真跡・鎌倉本覚寺外六ヶ所(10%以上40%未満現存)]
[※sasameyuki※]