『早勝問答』(佐後) 問ふ、法華と真言とは理同事勝(りどうじしょう)の故(ゆえ)に、真言に対すれば戯論(けろん)の法と云(い)ふか。答ふ、一義に云はく、さてこそ汝(なんじ)は無間治定なれ。一義に云はく、さては慈覚(じかく)は真言をも謗(ぼう)ずるなり。其(そ)の故は理同の法華を謗ずる故なり。(平成新編0501・御書全集0165・正宗聖典----・昭和新定[1]0735・昭和定本[3]2065)[文永08(1271)年(佐後)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]