又(また)我が此(こ)の一門の中にも 申し とを(通)らせ給(たま)はざらん人々は、かへりて失(とが)あるべし。日蓮を うら(恨)みさせ給ふな。少輔房(しょうぼう)・能登房(のとぼう)等を御覧あるべし。かま(構)へてかまへて、此の間は 余(よ)の事なりとも御起請(ごきしょう)か(書)ゝせ給ふべからず。
(平成新編1178~1179・御書全集1168~1169・正宗聖典----・昭和新定[2]1766・昭和定本[2]1383~1384)
[建治03(1277)年秋"建治03(1277)年"(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]