『頼基陳状(三位房竜象房問答記・竜象問答抄・江馬入道への書)』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

当世 日本国の一切衆生の釈迦仏を抛(なげう)って阿弥陀仏を念じ、法華経を抛って観経(かんぎょう)等を信ずる人、或(あるい)は 此(か)くの如(ごと)き謗法の者を供養せむ俗男俗女(ぞくなん ぞくにょ)等、存外に五逆・七逆・八虐(ぎゃく)の罪を をか(犯)せる者を智者と渇仰(かつごう)する諸(もろもろ)の大名僧 並びに国主 等なり。「如是展転 至無数劫(にょぜてんでん しむしゅこう)」とは是(これ)なり。此くの如き僻事(ひがごと)をなまじゐに承りて候(そうろう)間、次いでを以(もっ)て申さしめ候。
(平成新編1134・御書全集1160・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1675・昭和定本[2]1357)
[建治03(1277)年06月25日(佐後)]
[古写本・日興筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]