銭(ぜに)一貫五百文(もん)給(た)び候(そうら)ひ了(おわ)んぬ。
焼亡(しょうぼう)の事 委(くわ)しく承(うけたまわ)り候(そうろう)事 悦(よろこ)び入(い)って候。大火(たいか)の事は仁王経(にんのうきょう)の七難の中の第三の火難、法華経の七難の中には第一の火難なり。夫(それ)虚空(こくう)をば剣にて き(斬)ることなし、水をば火焼くことなし、聖人・賢人・福人・智者をば火や(焼)くことなし。
(平成新編0974・御書全集1137・正宗聖典----・昭和新定[2]1168・昭和定本[1]0915)
[建治02(1276)年04月12日"文永12(建治01?)(1275)年04月12日"(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]