『弥三郎殿御返事(弥三郎抄)』(佐後) 是(これ)は無智の俗にて候(そうら)へども、承(うけたまわ)り候ひしに、貴(とうと)く思ひ進(まい)らせ候ひしは、法華の第二の巻に「今此三界(こんしさんがい、細雪注・譬喩品第三の御経文)」とかや申す文にて候(そうろう)なり。此の文の意(こころ)は 今 此の日本国は釈迦仏の御領なり。(平成新編1163・御書全集1449・正宗聖典----・昭和新定[2]1717・昭和定本[2]1366)[建治03(1277)年08月04日(佐後)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]