『下山御消息(下山抄・兵庫五郎光基への書・法華本門顯本抄)』(佐後)[真跡(断片)・古写本] | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

されば念仏者が本師の導公(細雪注・善導のこと)は其中衆生(ごちゅうしゅじょう、細雪注・譬喩品第三の御経文)の外か。唯我一人(ゆいがいちにん、細雪注・同じく譬喩品第三の御経文)の経文を破りて千中無一と い(云)ひし故(ゆえ)に、現身(げんしん)に狂人と成りて楊柳(やなぎ)に上りて身をな(投)げ、堅土(かたつち)に落ちて死にかねて、十四日より二十七日まで十四日が間 顛倒(てんどう)し狂死(おうし)し畢(おわ)んぬ。
(平成新編1156~1157・御書全集0361・正宗聖典----・昭和新定[2]1708・昭和定本[2]1340)
[建治03(1277)年06月(佐後)]
[真跡・小湊誕生寺外三〇ヶ所(10%以上40%未満現存)、古写本・日澄筆 北山本門寺 日法筆 岡宮光長寺]
[※sasameyuki※]