『報恩抄』(佐後)[曾存・古写本] | 細雪の物置小屋

細雪の物置小屋

御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

但(ただ)し各々(おのおの)二人は日蓮が幼少の師匠にて をはします。勤操僧正(ごんそう そうじょう)・行表僧正(ぎょうひょう そうじょう)の伝教大師の御師たりしが、かへ(返)りて御弟子とならせ給(たま)ひしがごとし。日蓮が景信(かげのぶ)に あだまれて清澄山を出(い)でしに、を(追)ひてしのび出でられたりしは天下第一の法華経の奉公なり。後生(ごしょう)は疑ひ おぼすべからず。
(平成新編1031・御書全集0323~0324・正宗聖典0267・昭和新定[2]1535・昭和定本[2]1240)
[建治02(1276)年07月21日(佐後)]
[真跡・池上本門寺外五ヶ所(10%未満現存) 身延曾存、古写本・日舜筆 富士大石寺 日乾筆 京都本満寺]
[※sasameyuki※]