主人 悦(よろこ)んで曰(いわ)く、鳩(はと)化(け)して鷹(たか)と為(な)り、雀(すずめ)変じて蛤(はまぐり)と為る。悦ばしいかな、汝(なんじ)蘭室(らんしつ)の友に交(まじ)はりて麻畝(まほ)の性(しょう)と成(な)る。誠に其(そ)の難を顧(かえり)みて専(もっぱ)ら此(こ)の言(ことば)を信ぜば、風 和(やわ)らぎ 浪(なみ)静かにして不日(ふじつ)に豊年(ほうねん)ならんのみ。
(平成新編0248・御書全集0031・正宗聖典0069・昭和新定[1]0383・昭和定本[1]0224)
[文応01(1260)年07月16日"文応01(1260)年07月"(佐前)]
[真跡・中山法華経寺(70%以上100%未満現存)、古写本・日興筆 富士大石寺 日興筆 玉沢妙法華寺]
[※sasameyuki※]